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一般質問より 2.東京電力による電気料値上げの影響について
前回に引き続き、議会一般質問についてのご報告です。
1)さて、私たちのまちの公共施設は年間電気料を幾ら支払っていると思いますか? 市の答弁では、市内公共施設における電力料金値上げによる影響額は、トータルで1703万円増となる予測が示されました。
・市内公共施設34施設の支払電気料
主な施設の平成24年度の支払料金と影響額予測(東電予測)
本庁舎 1192万円 119万円増(11.1%)
ウェルス 1182万円 119万円増(11.3%)
第1・第2浄水場 348万円 49万円増(14.0%)
小・中12校 3485万円 340万円増(18.8%)
桜泉園し尿・粗大ごみ処理施設高圧A(6月11日~15.3%up)
影響額(東電予測) 410万円増
ちなみに、平成23年度は12月までの支払電気料金が1億3814万7千円です。今回の値上げで予算に生じる不足分は補正予算で対応するしかありません。もちろん、これらの施設では職員はクールビズやグリーンカーテン、昼の時間帯の消灯など節電努力をしていますが、追いつきません。
公共施設はエアコン28度設定に。し尿処理や粗大ごみ処理施設の桜泉園の節電は難しく、ウェルスも今年はお風呂の通常通りの営業を予定しており、こちらも電気料を削減するのは難しいのです。
では、自然エネルギー太陽光パネルを設置できるかというと、今の幸手市の財政状況ではそう簡単に手が出ません。PPS(特定規模電気事業者)との契約も模索しているようですが、条件が合わず契約には至っていません。
しかし、ウェルスは建物構造上も熱効率はあまりよい施設ではない上に、市民の楽しみのお風呂を今後も営業していくなら、私は全館の光熱費の幾らかでも賄える発電設備の設置を調査研究すべきかと思い、伝えました。
2)また、今夏の一般家庭の電気料金に関する負担感を軽減するような補助制度を考えているかと質問しましたが、予定なしとのことでした。幸手市の場合は「住宅リフォーム」への補助金の中で節電対策の改装などにも補助していくとのことでした。
♥過度の節電は熱中症の危険と背中合わせでもあり、時間帯別電力料金制により夜間電力が安くなるからと「夜型」の生活になって体調を崩されることのないよう、くれぐれもご注意ください。学校は各教室に扇風機が設置され、図書室などもエアコンが、今年6,7月中には全校で設置完了の予定です。