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3月議会の状況報告
3月議会の審議は、残すところ明日の建設経済常任委員会で終了。21日は閉会日となります。
3月議会は私的にはいろいろあり過ぎて、勉強したり調べたり。また、何をどうご説明したらよいか整理が難しく、迷ったりしているうちに前のブログ更新から10日以上が経ってしまいました。毎日ご訪問くださる皆さま有難うございます。3月議会を振り返りながら、これから少しずつ、断片的ではありますが整理をしてお伝えしていきたいと思います。
まず、今回の一般質問の振り返りです。
【幸手市の新年度組織改革について】
1項目目は新年度新組織体制の整備の進捗を質しました。が、答弁で、なんと、1年かけて進めてきた改革が一部未完のまま新年度を迎えることが判明。しかも、私が組織改革の一番の”肝”かなと思う職制の変更が検討未了。来年度に持ち越しという始末。
幸手市では今年度、市長が給与のを減額するような不祥事が起きていることは皆さまご承知の通りです。新生幸手市に向け、脱皮しなければならない問題は山積しているのですから、もう少し熱意と覚悟を持って取り組まれているとばかり思っていました。期待が高かった分、残念さもひとしおです。
インターネットで検索する他の自治体の組織改革事例。どこももっと真剣に、真摯に組織改革に向き合っています。いろいろ事情はあるのかもしれませんが、管理部門のまさしく計画性、立案力、さらに物事を完成させる力が問われる事態。本当に残念の極みです。
【幸手市の「立地適正化計画」への取り組みについて】
2項目目は都市計画についてです。都市計画というと堅苦しくお感じになるかも知れませんが、実は土地利用など私たちの不動産活用などのルールを定めているのが都市計画です。国策が大きく反映します。
今、国が都市計画を通して進めているのが「まちのコンパクト化」です。その中で、今、各地方自治体に求められているのが「立地適正化計画」の策定です。新聞等でご覧になった方もおられると思いますが、富山市などは随分早くから取り組んでいます。市街化区域に人を集めてコンパクトなまちづくりを進めます。幸手市は、まだ、「コンパクトなまちづくり」の共有概念も構築されていない状況ですが、埼玉県内ではこの計画を策定する自治体が増えています。担当課では、「第6期総合振興計画」の検討の中でこの計画の持つメリット・デメリットを研究していくと答弁。
都市計画は、住民の皆さまが不動産を資産として活用したり人生設計を考える拠り所となるもので、私はとても大事であると思っているので、勉強しいしい、何度か都市計画的政策を質問してきました。市の計画がないことで住民に不利益が起きないよう、いずれにせよ、メリット・デメリット検討にしっかりと取り組んでいくことを要望しました。