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本日の予定 各議案の採決&東部消防組合に関する説明
9月議会にかけられた昨年度の決算、本年度の補正予算を始め、条例改正等について、本日、本会議場で採決が行われます。
また、本会議後に議員全員協議会(傍聴不可)において「消防署所の合理化について」を議題に、東部消防組合事務局から説明を受けることになっています。この件については、すでに一部情報が流布しご心配の声も聞かれていますが、平成25年、近隣4市2町(久喜・加須・幸手・白岡・杉戸・宮代)の消防が統合して発足した『東部消防組合』が今年6年目を迎え、今後、合理化の話し合いを本格化するにあたり、4つの分署等の廃止を「素案のたたき台」とする事務局案が正副管理者会に諮られた。ところが正副管理者会で合意を見ず。そのような経緯の中で今日の説明が持たれたようです。
過日、説明を受けたという近隣の議員さんによると、その「素案」に基づいて説明を受け、いろいろ質問がでたということ。総論として合理化が合意の上で始まった組合消防と言えども、各論となるとそれぞれの主張があるのは当然のこと。
今回の説明会は「素案」のたたき台が正副管理者会で合意が整わず、結論とりまとめに窮した首長から「直接わがまちの議会に説明を」と組合事務局に要請があって実現したとのうわさも。
東部消防組合は、各市町の首長で組織する「正副管理者会」と各市町から選出された議員で構成する「組合議会」で運営されていますが、素案づくりとは本来、首長の責任の範疇です。さらに、組合議会に正式に諮られる前に各市町の議会が説明を受けることの意味とは。
説明会は誰がどのような目的で開催されることになるのか。また、この説明を聞いて各市町の議会に何ができるのか。誰の責任で、何が、どのように進められようとしているのか。今回説明の素地となるものの性質は「素案」なのか「素案のたたき台」なのか。これが重要です。
「素案」づくりの合意を調整できず説明に窮した首長の代わりに消防組合事務局が各市町の議会に説明するというのでは管理者としてお粗末です。組合議員を選出しながら、その議会に諮られる前に説明を受けるというのも前代未聞。事前の各市町内での調整なら各市町の首長と事務局が説明するのが筋というもの。極めて異例な手続きで行われる今回の説明については、後日ご報告いたします。