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12日の意見提出日迫る
先日、パブリック・コメントへのご意見提出を呼びかけました「第6次総合振興計画」(素案)の意見提出締切日が迫っております。私たち議員も意見書を提出できる機会が与えられており、ここ数日をかけて各担当課に聴取を実施しておりました。そんなことで、ブログの更新が滞っておりましたがご容赦を。
そうこうしている中、ある市民の方から「総合振興計画に意見をと言っても、市民は案を見ることもない。まずは松田さんが問題点を示すべきだろう」とのご意見を戴きました。確かに、お忙しい市民の皆さまが何の説明もなく、自分で逐一内容を確認されて意見を述べられるというのは困難な作業であろうと私も思います。私もここ数日、”議員の特権”も含め、しつこく職員に聞きまくってなんとか理解できたという状況です。
おっしゃるように、パブリック・コメントは行政の「市民参加」の手法として主流となっていますが、不完全な仕組みです。しかし、今、それに代わる仕組みはあるかというとないのも現実。市民の皆さまにはハードルの高い制度ではありますが、しかし、計画策定の最終段階として、是非、市民感覚、生活者の目で見て感じたことを伝えていただきたい。
総合振興計画は市の最上位計画です。今後10年間の計画です。未来予測の難しい時代ですが、問題は少子高齢化や人口減少にかかる地域の諸課題のみならず、、国際化やAI技術の革新などに打ち勝つ将来像が示されているか。私もチェック機関の一員として、できる限り有効な意見が出せるよう頑張りたいと思っています。東京の時の流れ、地方の時の流れ、人々の暮らしや人情などそれぞれのまちにはそのまち特有のヒト・モノ・カネと”時”の流れがあります。それへの配慮無くして何も動かない。いろいろな細い糸をどう編みあげるか。まちづくりは一筋縄ではいきません。