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市への要望「すべては皆さまの幸せのために」

2018.11.07

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来年度予算編成にあたり会派で要望提出予定

 9月議会で昨年度決算が終わり、今は来年度予算に向けた予算編成が行われている真っ最中です。会派先進は、毎年この時期に市に対して来年度に向けた「予算要望」を提出しています。今年も提出したいと思っています。

 さて、幸手市の一番の課題は何か。皆さんならなんとお答えにあるでしょう。私は「人口減少」と「高齢化対策」は絶対だと思います。「選ばれる自治体」という言葉は新しい人の流入に期待する言葉ですが、今、住んでいる方々が幸せに暮らせる対策無くして「選ばれ続ける自治体」であり得ない。そう思っています。

 先日、幸手市在住の方からメールをいただきました。
「今までは年寄り優遇の時代が続きましたが、これからの時代は年寄りにとりましては冬の時代に入ってしまうのではないでしょうか。金も不足、働く人も不足の時代に突入してしまったのですから、年寄りも考え方を変えなければなりません。・・・私の頭を過ぎるには年寄りはもっと謙虚にならなければ、ということです。・・・幸手の財政は苦しく市の借金は増えるばかりです。年寄りの高望みもそろそろ終焉の時代に入ってきました。また4年後から段階の世代が後期高齢層に参入してきますので高齢化はますます拍車がかかって参ります。高齢者は増え、若者は減って行くのですから、この面でも年寄りは得手勝手なことばかり言えなくなってきました。・・・」

 「高齢者は勝手は言えない」とのお言葉。今の日本の繁栄を築いて来られた皆さまにこのような思いをさせていることに胸が痛みました。多くの方にとって思いもよらない厳しい社会が到来していることを改めて真正面から再確認した思いです。では、その厳しさをどうすれば和らげることができるのか。

 幸手市も今後、近隣の先陣を切って後期高齢者の方が増えていきます。人口も大きく減少します。このような苦境こそ、住民の方にこのような思いをさせないために、行政や執行、議会が一丸となって、できる限りの最適解を求めて頑張るときなのです。

 私も老親を郷里に一人置いておりますが、これができるのも地域にそのような遠距離介護を可能とする仕組みがあるからこそで、もちろん、肉親としてできることはしていますが、そのような私の事情から感じることは、幸手市もしくは私が住む地域でも子どもたちが出ていくことを止めることはできませんが、せめて、「息子や娘に頼らなくても地域で暮らせる」期間を延ばすこと。そんな環境をできるだけ多くの方が享受していただけるしくみづくりが大切ではないかということです。

 ご高齢者の皆さまにも、できることはあります。まずはできるだけ外に出て多くの方と交流してください。「一人暮らしで人付き合いが少なく社会的に孤立した高齢者は、そうでない人に比べ、介護が必要な状態になったり死亡したりするリスクが1.7倍高い」との調査結果(筑波大などの研究チーム)もあるようです。

 来年度予算編成に向けた「要望」では上記のようなことを踏まえた提言等をまとめたいと思っています。

 先のブログにも書きましたが、ここ数日の様々なイベント等でお会いした方々からも、いろいろなご示唆やご意見もお聞きいたしました。議員が基本とすべきは「持論・自論」ではなく、多くの市民の皆さまの声を背景とした「時論」です。

 すべては皆さまの幸せのために。財政的にも厳しさは増していますが、こういう時こそ知恵と工夫で。これこそ私の使命と心得ます。