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市の報告より 産業団地で道路隆起発生??
昨日の議員全員協議会は、市の報告事項、議案配布、市庁舎整備事業についての説明など盛りだくさんでした。その中からいくつかお知らせいたします。
まず、報告で驚いたのは表題の「大字平須賀地内における道路隆起等について」という報告です。問題の概要は、「幸手中央地区産業団地分譲区画における建設工事に伴い急激に大量の盛り土が行われたことにより、隣接する大字平須賀地内の道路・歩道・水路等に圧力が加わり隆起等が発生した」というもの。昨年12月23日に市民から通報があり、28日には隆起が大きくなっていたため、建設工事を行っていた事業者に連絡をとるも不通。1月4日に消火栓室のズレ及び歪みに伴う漏水回避のため、一時的に消火栓を撤去し、埋め戻した。事業者と連絡がとれたが、先方と原因の確定に至らなかった。
その後、各種調整があり、事業者が、今回の事案は自社盛り土によって発生したことを認め、復旧までに要する経費を原因者が負担することを確認。1月26日に仮復旧工事完了により道路規制は解除。
こんな事案です。今後の予定として、原因者によるボーリング及び地質解析調査の結果を踏まえ、影響範囲を確定したうえで遅くとも本年秋頃までに本復旧を終了するとなっています。
昨日は現地確認ができませんでしたが、配布された資料の写真は「なんで??」と思う有り様です。急激な盛り土というのがどのようなものかはわかりませんが、原因者が事案発生を自社の工事によるものと認めたというのですから、契約含め一件落着なのかも知れませんが、広い団地の造成において、同様の事案が発生しないことを願います。
それにしても、今回の原因者はハウスメーカーの大手です。全国展開されている中で、このようなことはあるのでしょうか。本件が幸手産業団地で起きた原因は、原因の責任問題とは別に、行政としてもきちんと整理しておく必要があるように思います。担当課にも確認したいと思います。