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介護保険 考

2019.03.06

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介護保険制度を勉強して

最近、いろいろバタバタしてしまって、なかなかブログの更新が思うようにできないでスミマセン。4日から審議が始まりました。4日の議案質疑で介護保険についていくつか質問したいことがあり改めて勉強し、そこで感じたことを少し。

介護保険制度はご存知、というか保険料を納めていただいているので、今更制度のご説明をするまでもないのですが、介護を必要とする人が適切なサービスを受けられるように、社会全体で支えあうことを目的とした制度です。40歳から全ての人が加入することになり、年齢によって65歳以上は「第1号被保険者」、40歳〜64歳までは「第2号被保険者」と区分され、第1号被保険者は、介護が必要であると認定を受けると、その程度によって、介護にかかった費用に対する給付を受けることができます。

私の老親も郷里の介護保険制度を利用させていただきながら生活をしています。私が遠距離で老親の生活を見守れるのは介護保険のお陰です。また、幸手市内を回ると、デイサービスや施設入所などを利用しながらご高齢の親御さまを見守っておられる方がたくさんおられることが分かります。デイサービスは住み慣れた自宅で暮らすための、そして、介護するご家族に取っても自分の時間を確保できる貴重な仕組みですね。さらに、我が家の老親は生活支援として週2回の買い物をサポートしてもらっています。これがあって今でも自活ができています。

さて、今の幸手市の高齢化問題の課題は数あれど、市民生活に直結する問題として、移動困難の問題があります。交通不便が著しい幸手市において、車に乗らない生活がいかに不便なものであるかは、デマンド交通へのご不満を聞くに明白です。
私は食べるということを大切にしたいと思っています。これは高齢者や子ども関係なくです。食べることの楽しみなく人生の楽しみはない、と思うくらいですが、買い物難民となっては自活はできません。これは、特に、免許を返納したが介護状態にないというご高齢者にとって「買い物」が不便になるという深刻な問題で、幸手市ではこれからしばらくの期間はこの段階の高齢者の増加にどうサポート体制を整えるかが大きな課題です。

若い人たちが幸手市を出て行く現状。雇用の創出、基幹産業の活性化は待ったなしです。しかし併せて、息子さんや娘さんを他のまちに送り出した多くの親御さんが高齢期を豊かに過ごせるよう、生活支援や公共交通など生活に密着するサービスにいかに財源を投入できるか。財政の厳しさは増しています。やらねばならない課題も増大していますが、生活密着型かつ介護以前のサービスの充実、それをやるのは今だと思うのです。この時期を過ぎれば、今度は介護サービスの量が求められます。時代の要請に、時宜を逸することなくサービスを提供する。これぞ自治体の役割です。予算審議等、そんな視点で各種事業の審議に臨みたいと思っています。

私が所属する委員会は明日から始まります。