7pay(セブンペイ)サービス 開始3ヶ月、異例の撤退
またまた、新聞固め読み中。今日2本目のブログです。7pay9月末異例の廃止撤退という時事問題。皆さまはいかが思われますか。
セブン&アイホールディングスは1日、東京都内で記者会見を開き、不正使用の被害があったスマートフォン決済「7pay」のサービスを9月末で廃止すると発表した。抜本的な対策が長期化する見通しで、利用者の不信の高まりからサービス継続は困難と判断したというニュース。
世の中はキャッシュレス決済の時代に突入。どこもここも新たなカードやアプリ開発で、さらにポイント還元などを使って顧客や顧客情報の囲い込みを進めているという世の中。そんな社会の動きになかなか着いていけない私ですが、例えば、イ ○ンカードとかヨー○ドー、T○ード、それに近所のス○カードなどのカードをポイントカードとしてのみ使っています。決済まで伴っているのは以前からあるクレジットカードとスイカくらいです。私の生活様式の中ではそれだけのカードがあれば万能です。そもそも、新しいカードがないと不自由ということはありません。しかし、余談ですが、スイカはスグレモノですよね。開発した人はスゴイ。
元々アナログタイプでデジタル不感症という私が難しい世の中だなあと実感した出来事として。私の住んでいる住宅団地には集合アンテナのシステムが導入されていたのですが、機器の老朽化などの諸事情により一昨年、その機能が解約され、個々人宅でアンテナをつけないとテレビが観られない事態となりました。テレビが観られないというのは結構キツイ。いろいろな情報があって、さて、どうしたものかと思案して家人に聞いたら、 なんと、我が家は光ケーブルを入れていたので何の手続きも不要。そのまま移行できました。
こんなことすら、家人に聞かないとわからない始末。今の時代、電器やデジタルに強いという女性もいらっしゃるかもしれませんが、これからさらにデジタル系の新サービスに順応しなければならない世の中になったとしたら…、思いやられますね。
さて、7payに話しを戻すと、7月末時点での被害は全国の利用者808人。被害総額は計約3861万円となるようですが、100%補償されるらしいです。今回の撤退には、経営陣の責任が問われ、新聞も経営陣のデジタル音痴振りが露呈されたと手厳しい批評。いやいや、こんなサービス合戦を制するにはどのような経営判断が必要なのか。新サービスを問題なく世の中に送り出せて当たり前と思っていますが、それがいかに大変なことか。顧客満足以前に失敗は許されない。厳しい世界です。本当に緻密な計画なく出来ないことですね。開発とは、社運をかけた命がけの勝負です。
サービス開始から3ヶ月で800人以上の方が新サービスの契約をされていることにも驚きます。皆さんの中にも契約されたという方はいらっしゃるのでしょうか。私が仮にも誰かに勧められて契約して被害に遭ってしまったら、果たして補償にまで行き着けるかどうか…。勧誘の怖さは今更ですが、サービスを作る方も使う方も責任を持って理解して取り扱わないといけませんね。
さて、4月に行われた全国学力テストの結果が公表されました。幸手市の結果はまだ確認していませんが、全国的評価や課題が分析されています。私は点数至上主義ではありませんが、これからの社会を生き抜いていく素地の養成は義務教育の責務です。どのような力がついているのか、不足しているのか。そんなことを探るため、次のブログでは全国学力テストを取り上げてみようと思っています。