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市長に対し臨時会招集を請求

2019.08.16

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市長自ら辞表出さず 臨時会で不信任決議提出の方向決まる

本日10時から開かれた議会運営委員会で、議長から市長に「渡邊邦夫幸手市長に対する不信任決議について」を議題とする臨時会の招集を請求することが決まりました。

議会運営委員会は会派代表者(本田・小林英・武藤・大平・四本各議員)と公党一人会派の木村議員、オブザーバーの正副議長を構成員とし、今日は報道各社の取材記者と、13日から臨時会の招集を求め武藤、大平両議員と共に準備をしてきた有志4人(枝久保・海老沼・坂本各議員・松田)が傍聴。

さて、臨時会について、自治法の定めでは請求が行われた場合、市長は20日以内に臨時会を招集しなければなりません。市長が20日以内に招集しない場合は議長が招集できるとなっていますが、9月議会が迫る中、市長に対し、できる限り速やかな招集を申し入れるよう武藤・大平各代表から議長に念が押されました。

市長の辞任を求める市民の声が広がっている中、市長はお盆前と変わらず「任期を全うしたい」という考えで、議長との間でタイムリミットとされていた15日までの辞表提出には至らず、本日の手続きに。今後はこの不信任案に議会が一枚岩になれるかどうか。
傍聴の後、報道陣から「このシュチュエーションで不信任を否決できる議員はいるの?」と囁き合う声も漏れ聞こえてきましたが、全会一致で進めたい事案です。

市長の進退については、現在、いろいろな憶測が飛び交っていますが、"立つ鳥後を濁さず"。私は、市長自らが巻き起こした事件で幸手市のイメージを損ない、これ以上、幸手市長として市政の停滞、幸手の名前を貶めるような行為をなさることなく、9月議会、市民生活に支障が生じないよう早急かつ適切な時期に適切な判断が下されることを念じるばかりです。
♥本日の取材については、明日の新聞に掲載があるものと思われますのでご注目下さい。