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市長辞任の理由

2019.08.21

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昨日の議会、市長記者会見から

昨日からご批判を含め、いろいろなご意見を頂いています。今朝の新聞各社が昨日の件を伝えていますが、この前のブログでもお話ししたように、記者会見で語れる言葉のいくつかでも市民に宛て肉声で語ることはできなかったか、議会はその機会になり得なかったのかとの思いは消えません。しかし、記者会見が義務ではなく任意で行われたこと、その中で記者の質問に答えたことはよかったと思います。

記者会見のなかで、市長は辞職を決めた理由について、議会から不信任案が提案される事態に至ったことを重く受け止めたと説明。また、「市役所の業務が多くの電話により支障をきたしており市民の皆様に迷惑が及ぶ」「市民や議会の意見をいろいろ聞いて判断した」「広島市民の皆様にもご心痛をおかけしたことをお詫び申し上げます」などと述べたとされています。仮にも、市長が議会を解散する可能性もある中、有志が不信任決議案を準備してきたことが辞任の決意に大きな影響を与えたことが分かる発言です。

今日の朝、離任式が行われたそうです。花束も用意されたとか。今日から私人となられた渡辺氏を問うことはできませんが、幸手市民の一員として幸手市の汚名挽回に尽力いただきたいと思うばかりです。

しかし、市長の辞任でこの事件を封印するわけにも行きません。確認しておきたいこともあります。私もスッキリしない気持ちはありますが、感情を少し横に置いて。市政刷新が問われる事態に、この事例を幸手市がどう教訓とできるか。これにも踏み込まなれけばなりません。