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共有 幸手市の立つ財政土俵

2019.10.24

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令和2年度予算編成方針より 幸手市の財政状況と今後の財政見通し

新市長が誕生し、2週間が経ちました。災害対応など問題が露呈する中、木村船長の船出は厳しいものとなりましたが、時は刻々と過ぎ、これから市は来年度予算の編成時期に突入します。木村市長の初めての予算編成となる来年度予算。これから私の会派(幸手市市政クラブ)では、市民生活における重要と思われる施策を整理し、予算要望にまとめる予定ですが、昨日、来年度の予算編成方針を入手しました。毎年、この時期に出されるもので、その中に、来年度予算編成の前提である市の財政状況の診立てがありましたので、まずは皆さまと幸手市の立つ「土俵」を共有しておきたいと思います。

【本市の財政状況と今後の財政見通し】
幸手駅橋上化及び自由通路整備事業を始めとする大規模事業の執行により、平成30年度末の地方債現在高は140億2532万円と前年度比3.1 %増となるとともに、積立金現在高も取り崩し、10億854万3000円と前年度比52.1%減となり、財政調整基金残高は標準財政規模の10%が目安とされているところ、令和元年度の現在高は5.5%の5億7000万円程度になると見込まれ、ここ10年間でも厳しい財政状況にある。

また、平成30年度決算において、個人市民税や幸手中央地区産業団地進出企業の操業開始により固定資産税等の市税が増収となったが、一方で、産業団地企業誘致条例により奨励措置を受ける企業の固定資産税及び都市計画税の3年度分は企業誘致奨励金として交付する必要がある。

さらに、中長期的な視点で見ると、歳入面では生産年齢人口の減少による市民税の減少、歳出面では老朽化した公共施設・インフラの更新需要や社会保障関連経費など、多額の財源を必要とする状況が続くと想定されることから、経常収支比率を始め健全化判断比率等に留意するとともに、限られた貴重な財源を効果的に配分し、持続可能で安定した財政運営を行う必要がある。

このような診立てです。
大変厳しい財政状況であることは、私もこれまで皆さまにお知らせしてきました。市も率直に認めています。しかし、この土俵が全てです。そして、行政には継続性が必要です。新市長になったからと、これまでと全く違う予算を編成するということは慎まなければなりません。財政状況を勘案しながらも今ある課題に迅速に対応し、公約による施策の優先順位や重点化で新しい幸手市のスタートラインとする。予算編成は私たち市民の生活がかかっています。新年度予算は将来の幸手市がかかっています。予算編成とは大変な作業です。

目新しさのある文章ではないかもしれませんが、市の職員が、この10年間でも厳しいとする財政状況の中でスタートする木村市政の現状はお分りいただけたものと思います。
幸手の未来のために、未来志向のまちづくり、市民本位の行政にと立ち上がった木村市長です。まず、何に取りかかるのか。何かを成し遂げるには4年は短いですが、段階を踏んで幸手市を改革、一新していただきたいと思います。

木村新市長の考えの下、幸手市の未来のために、幼児から高齢者まで、市民本意で公平に幸せを手にする幸手市を持続・発展させるために市長、職員一丸となって頑張っていただくことを切望、期待するところです。
また、情報がありましたら随時お知らせいたします。