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こんな質問項目を通告しました
いよいよ3月議会の開会が迫ってきました。25日からは一般質問です。今回、私は6つの項目を通告。持ち時間は質問時間45分です。1項目に約8分。それぞれ的を絞って質問を練らなければなりません。今、その整理に追われているところですが、取り敢えず、私の質問項目と主旨をお伝えしておきたいと思います。
?「幸手市子ども議会」について
去る2月6日、毎年恒例の「幸手市子ども議会」が開催されました。今年のテーマは【?未来へのメッセージ?私が思う「笑顔で暮らせるまち・さって」】がテーマでした。概要については、以前、このブログでもご報告をいたしましたが、改めて。議会は市長から市政に関する談話で始まり、その後、子ども議員が日頃の生活の中で困っていることや気になっていることを質問。執行部が回答しました。子どもたちが主権在民・民主主義の成り立ちを知る入り口として、この事業が意義ある取り組みだと考えますが、毎年傍聴していて気になるのは、毎年同じ質問が出て同じ回答が繰り返されていることです。中学3年生は後5年で有権者です。子どもたちの視野を広げる努力、子どもたちからより発展的な意見を導き出すための余地はあるように感じます。来年度に向けて、その視点から改善策を求めたいと思っています。
?会計年度任用職員等への移行について
会計年度任用職員…?聞きなれない言葉ですね。会計年度任用職員とは、1年度内(4月1日?翌年3月31日まで)で勤務する非常勤の職員のことです。今般の地方自治法・地方公務員法の改正により、令和2年4月1日付けで従来の臨時職員・パートタイム職員・非常勤特別職の一部が会計年度任用職員に再編されます。それに伴って多くの職種でこれまでの勤務条件や給与額が変動することとなります。なかなか全容が見えにくい中、幸手市民のために働いて下さる方たちです。勤務条件に満足して働いていただける制度であるか。今の時点で気になる点をまとめて確認したいと思っています。
?公共施設アセットマネジメントについて
これも聞きなれない言葉ですね。公共施設アセットマネジメントとは、学校や公民館、市民体育館 あどの「ハコモノ」施設と道路や上下水道などインフラ施設を合わせた公共施設を、市民全体の「アセット」=資産・財産としてそのマネジメント=経営・やりくりを長期的かつ計画的に行っていこうという取り組みです。特に幸手市では、ハコモノの代表の庁舎の老朽化が進み耐震基準を満たしていません。対応は待ったなしです。建て替えなどという以前に危険な庁舎からの脱出を考えなければならない。幸手市は昨年、庁舎整備基金を設置しました。しかし、建て替えに向けた青写真は手付かず。来庁者や職員の安全の確保 、業務の継続性とともに防災拠点としてのあるべき姿を早く青写真にする必要があります。公共施設の多くが、大規模改修時期を迎えるとともに財政の厳しい中、どのような考えで取り組んでいくのか。他の建物も気になりますが、大事業かつ緊急性の高い建物である庁舎の検討状況を確認したいと思っています。
?台風19号の反省に基づく災害対策の振興状況について
12月議会で質問した答弁の進捗を確認します。答弁では、「今後は課題を踏まえ、外水想定の準備、各種マニュアル作り、災害時避難行動要支援者登録を進める」とのことでした。各作業はどの程度進んでいるのか。進行管理について確認をしたいと思っています。
?公共交通網の整備について
12月議会では、市長から「デマンド交通は少し時間をかけてより良い公共交通となるよう見直していく」との答弁がありました。見直しに向けた取り組みの進捗状況を確認します。
?幸手市西地区のポテンシャルについて
幸手市では、魅力と言えば「権現堂桜堤」「幸手駅」「日光街道」が語られて久しいですね。しかし、市内の魅力の濃淡をどのように整理し、どこにどんな資源を投入していくのか。次にどこの魅力を発掘し磨き上げていくのか。市の東西南北それぞれに魅力アップを目指していかなければなりませんが、今回は西地区(東武線から西)を例に、シティープロモーション及び政策的戦略を確認したいと思っています。
♥6項目ではなかなか掘り下げられない懸念もありますが、できることを少しでも進めてもらえるような質問を考えていきたいと思います。