記事一覧

コロナ対策 再認識

2020.04.10

アイコン

3密を避け、手洗い、うがい、マスクの着用を

治らないコロナウイルス感染。幸手市でも対策本部で逐次対策が協議検討されていますが、国の対策は私たちに降りてくるにはタイムラグもあり、なかなか市民の皆さまのご不安に応え切れていないというのが実情かもしれません。

4月7日閣議決定された「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策について」では、
1.感染拡大防止策と医療提供体制の整備及び治療薬の開発
2.雇用の維持と事業の継続
3.次の段階としての官民を上げた経済活動の回復
4.強靭な経済構造の構築
5.国も緊急経済対策
などとしてマスクや消毒液等の確保や検査体制の強化から、資金繰り対策、生活に困っている世帯や個人への支援、税制措置、地域経済の活性化などなど108兆円規模の経済対策を打ち出しています。では、国のセーフティネットの網がどれくらいの粗さなのか。細かさなのか。各種条件などもあり、私たちが軽々にその目の細かさ粗さを判断できるものではありませんが、私としてはまず市には、市民に一番身近な基礎自治体として、市としてできる限り市民の不安に寄り添う体制作りとして、総合的な相談窓口の開設とHPでの発信の充実を提言しているところです。

これについては、国も情報発信の充実として、「真に国民目線に立った正確かつ分かりやすい情報発信を迅速に行う。広報担当官の設置に加え、関係省庁ごとに発信している情報の政府全体での集約やウェブ上におけるワンストッププラットフォームの作成等にとどまらず、国民の知りたい情報を包括的にわかりやすく伝える観点からの効果的な広報を徹底する」としています。求めるのはこの幸手市バージョンです。また、「感染者等に対する誤解や偏見に基づく差別を行わないことを呼びかける啓発を進める」としています。

3月31日ブログで、コロナ関連の相談は第一義的にはやはり国や県、保健所で、自治体では責任ある対応が困難と市担当者が言っていたとお伝えしましたが、今は担当課を決めて電話等の対応をしているようです。この市のコロナに関する窓口は皆さまのお問い合わせを整理してより的確な窓口や情報につなげるお手伝いをするところだとお考えいただきますよう。限られた人員の中での対応です。より多くの方が有効に相談を受けていただけますよう皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

そして、誰もが感染と無縁ではいられない状況の中、私たちはまずは自衛😷🙌を。こちらもご協力をよろしくお願いいたします。