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埼玉県の動き
県の所管である感染症対策。大野知事は24日、国の緊急経済対策に対応し、新型コロナウィルス感染拡大収束策などを盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案など計4議案などを発表。30日に行われる臨時議会に提案するとしています。主な内容の項目です。(埼玉新聞まとめより)
🔑埼玉県補正予算(案)
❶感染拡大防止と医療提供体制整備
①介護施設等へのマスク消毒液配布…12億7396万円
②発熱外来PCRセンター設置運営…4億1400万円
③入院患者受け入れ協力看護職手当等助成…40億4619万円
④軽症者ら宿泊療養施設借り上げ…60億3553万円
⑤放課後児童クラブ等運営支援…8億6792万円
❷雇用の維持と事業の継続
①休業した中小企業個人事業主支援金…121億円
②テレワーク導入中小企業支援…6072万円
③生活福祉資金特別貸付への助成…25億4477万円
❸その他
①新型コロナウィルス感染症対策推進基金…100億3028万円
このラインナップをご覧いただければ、県の役割が大変よく分かると思います。自前の保健所を設置する自治体は県とほぼ同じ責任を負うことから、今後、同様の対策が新聞等に載り、「幸手市はどうなのか」とご不安になることもあるかもしれませんが、冷静にその自治体の位置付けなども見ながらご判断いただきたいと思います。まだまだこれから様々な施策が国や県で実施されると思われます。県の保健所を設置する市町村は国や県の指示に従い、施策の流れをまずはしっかり市町村民に浸透させること。これが一番の使命です。
私も、介護施設は高齢者の感染防止の砦であるとし、市にもマスクや消毒液の不足状況に気を配ってほしいと思っていましたが、介護施設も多くは県の許認可下にあり、マスクや消毒液についても今回、県は大きな金額を注ぎ込んで支援しています。もちろん、市でも市内の事業所さんの状況把握は必要ですが、感染症対策は県が責任を持って完結できるよう対策が取られています。こと左様に、危機にあるからこそ、縦割りということではなく、それぞれが求められる責任を住み分けて果たすことが重要です。
項目最後の基金は、既存の「県地域医療介護総合確保基金」への積立とともに、これを機に新規に創設される基金です。
🔑県営公園は5/6まで閉鎖決定
補正予算とは別に、県営公園の閉鎖が決定されたようです。新聞には秩父地域を例に取り上げていますが、幸手市でも県営公園が閉鎖されます。
①まず、秩父地域。週末の秩父地域は明らかに観光目的と思われる自家用車や観光客が見受けられ、時間帯によっては渋滞も発生。秩父地域の感染者は市内の2人のみが確認されているが、観光客によって感染の拡大が懸念されるため、秩父地域の6首長が、医療資源の乏しい地域への感染拡大を防止するため緊急メッセージを発信することにしたということです。今後、秩父地域の入り口に「大切な命を守るため今は自宅で過ごしましょう」などと書かれた立て看板も設置するとしているそうです。
②🌸幸手市にある県営権現堂公園においても、今はかなり人は少ないということですが、5月6日まで閉園となります。公園内に入る事は自由ですが、駐車場の閉鎖と遊具のみ使用禁止となります。健康維持のためのウォーキングなどは時間帯を選び、人との接触を避けて行ってください。
♥いよいよ生活圏が狭まってきましたが、ここが頑張りどころです。いろいろストレスもあると思いますが、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。っと、元へ。責任ある行動をよろしくお願いします。