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美里町長選 12年振りの選挙の結果
任期満了に伴う美里町長選挙は26日投開票され、現職が4度目の当選となったようです。4期目を目指す現職と新人2名、合わせて3名による戦いとなった同町長選は12年振り。
選挙の結果はさて置き、町民の皆さんの投票行動にフォーカスしてみると、当日の有権者数は9363人。投票者数は5624人で投票率は60.07%。
前回2008年の投票率を20.03%下回ったそうですが、元々の高い投票率が素晴らしい上に、コロナ禍の中、12年振りという環境下、今回も60%超えの投票率。意識の高さが窺えます。立派な投票率です。
新聞によると、県内では今年に入り4市町の首長、7市町の議員が改選を迎え選挙戦となり、全て過去最低の投票率を記録しているということ。特に坂戸市では市長選の投票率が前回より10.5ポイントも低下し36.46%となっています。コロナに関係なく、埼玉県知事選は過去には20%台の投票率も"叩き出して"おり、関心の高さと投票率はやはりイコールです。
知事選はさて置き、それぞれの町の事情、規模がありますが、獲得票数は、当選者3753票、各挑戦者は1748票、64票。任期がある以上、選挙を延期することもできません。今回のコロナ感染拡大の状況下でも、選挙は不要不急の外出には当たらないとして、政府は自治体に期日通り選挙を行うよう求めています。候補者それぞれ、大変な選挙だったと思います。
大都市では街宣車で訴えることができるのは候補者の名前が精一杯。今でも国政などはメディア選挙となりつつありますが、今回のような災禍を経験に、今後、地方選挙もさらにネット情報に頼るケースが多くなって行くでしょう。今まで以上に"風"が吹くかも知れません。フェイクニュースなどへの警戒も必要です。有権者の情報選択の力が重要ですね。
♥新しいメディアも使いこなさないと、時代の遺物では生き残れないという時代到来です。幸手市の3年後はどうなっている?