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熊本豪雨

2020.07.07

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九州で記録的大雨続く 改めてハザードマップ等身近な避難行動をチェック

停滞する梅雨前線の影響で、九州地方は記録的な大雨が続いています。九州山地を源流とする球磨川で発生した決壊・氾濫は計12カ所にも。そのいずれもが「重要水防箇所」指定地と重なっており、避難指示対象が122万人という大災害に。あっという間に水かさが増し、着の身着のまま避難したと振り返る住民の方。周辺のライフラインは大きく喪失し、さらに今後も100ミリ、200ミリという大雨が続くことが予測されています。

関東地方でも2017年の関東・東北豪雨により鬼怒川が決壊。常総市などで大きな被害が発生しました。幸手市では昨年秋の台風19号で利根川が栗橋観測地点で氾濫危険水位を超え、避難勧告が発令されましたが、この時は完成直後の八ッ場ダムと雨雲の滞留がなかったことに助けられ、難を逃れました。仮に、大雨が続いていたら関東平野一体が大きな被害を受けていたかも知れません。
この度の豪雨で被災された皆さまにお見舞いを申し上げるとともに、私たちもハザードマップなどを確認し、いざという時の行動をご家族で是非、話し合っておいていただきたいと思います。

幸手市洪水ハザードマップより主な項目のみ掲載いたします。内容は各自お確かめください。
❶避難時の心得
〜万一、避難することとなったら冷静に状況判断しながら安全な避難を心がけて下さい〜
▪️正確な情報収集と自主的避難を
▪️避難の呼びかけに注意を
▪️お年寄りなどの避難に協力を
▪️2人以上で早めの避難
▪️車での避難は控えて
▪️堤防に車を放置しない
▪️靴は運動靴で足元の安全を確認しましょう
▪️アンダーパスの浸水
▪️万一、逃げ遅れたら

❷日頃からの備え
〜台風や集中豪雨はある程度予測できる災害です。情報を入手し、しっかりした準備をしておきましょう〜
▪️風水害に備えておくべきこと
・建物などの事前準備
・家族の準備

❸情報の入手
〜幸手市を始め、国土交通省や埼玉県では気象・河川などの防災情報をホームページなどでお伝えします。正確な情報を入手し早めの避難を心がけましょう〜
▪️災害時に備える防災知識をインターネットで入手
・幸手市ホームページ
・熊谷地方気象台
・国土交通省(リアルタイム)川の防災情報
・国土交通省利根川上流河川事務所
・国土交通省江戸川河川事務所
・国土交通省荒川上流河川事務所
・埼玉県内の雨量・水位

❹水位の見方

❺わが家の防災メモ
・わが家の避難場所
・家族・親戚の連絡先
▪️備蓄品(非常用持ち出し品)のチェック表

♥ハザードマップをお持ちでない方は幸手市のホームページ 危機管理防災課でご確認ください。

♥♥なお、❸については、幸手市では防災無線の内容を手元の携帯電話等で受けられる「防災メール」の登録を推進しています。登録方法もホームページの危機管理防災課サイトに掲載されていますので是非、ご登録を。私も登録しています。また、6月議会の一般質問で防災対策の強化について取り上げました。その中で、防災メールの登録推進(情報の受け手を広げる)と共に、防災メールでどんな情報が提供できるのか、手元情報の整理、発信内容の研究・充実を求めました。

♥♥♥さらに、6月議会の一般質問では、課題(避難場所開設の不手際・不統一な対応など)を残した昨秋の台風19号の反省を受けて宿題となっていた避難マニュアルについても確認。答弁では、宿題の「避難所運営マニュアル」は作成が完了し、今後は運営について地域の方や避難場所・避難所の施設管理者と協議を詰めで行く段階とのことでした。一歩前進です。手始めとして、今月は危機管理担当者が区長会に出向いて今後の避難について協議を始める手筈とのこと。九州の状況をみると、今まで以上の備えが必要です。さらに、避難所・避難場所でのコロナ対応のガイドラインが埼玉県から示されているとのこと。幸手市でもガイドラインを参考に対応を加えるとしています。コロナ3密回避にはこれまで以上にスペースが必要で、改めて避難所指定の拡大も協議していかなければならないとの答弁でした。

♥♥♥♥自然災害の全てをコントロールするのは不可能ですが、平常時に「危ない」と感じる課題にはできる限り事前に対応し、備えを充実しておく。「自助・共助・公助」それぞれの立場でしっかり準備してまいりましょう。