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真に平和な社会を目指して

2020.08.07

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広島 75回目「原爆の日」平和記念式典に想う 〜大切にしたい言葉〜

昨日は、先の大戦での原爆投下から75回目となる「原爆の日」を迎え、広島では平和記念式典が営まれました。今年は新型コロナ対策で参列者が限定され、幸手市でも毎年恒例の中学生の広島派遣事業は中止となりましたが、平和への祈りは尽きません。

世界を見ると、蔓延る自国中心主義と、世界を襲う自然災害が頻発し、さらに1年前には予想だにしなかったコロナ感染症の拡大で世界経済は麻痺状態と化しています。自国中心、自国優先主義は今に始まったものではなく、遡れば、近代まで、主役は変われど常に強国が支配してきた覇権と搾取(植民地化)の歴史が続いてきました。日本も明治維新で国を開いてから、その恩恵を受けるべく突き進んできましたが、近年の行き過ぎた経済一辺倒、グローバル化で失ったものも大きい。

私もおばあちゃん世代となり、孫世代の行く末を案じる歳となったからでしょうか。自分の来し方を振り返ることが多くなりました。先日、日本人として生きてきて、今こそ大切にしたい言葉に気づきました。例えば、「お陰様」「お互い様」「お世話様」「お疲れ様」「ご馳走様」…。平和というか、安寧というか。お互いをリスペクトし感謝する気持ちが溢れています。このような言葉が継承されてきたことに、日本人として、誇りを感じます。

残念ながら、幸手市にとって、ほろ苦い歴史の1ページとなってしまった昨年の同日。ご本人にも言い訳はあるかもしれませんが、心に前述の言葉のひとかけらでもあれば、あのような行動はとられなかったのではと本当に残念です。あれから1年。世界の混沌は拍車がかかり、自然も国際政治もタガが外れたかの日々が続いてきました。世界を救うのは「お互い様」という感覚です。

平和は祈るだけでは訪れません。自分の中に染み込んだ言葉や感覚を大切にし、日々小さな「お互いさま」を実践していく。真に平和な社会を孫世代に残すためには日々実践あるのみです。そんな決意を新たにした昨日でした。