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幸手インター東側産業団地

2012.12.27

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第11回幸手市都市計画審議会 開催される

 昨日は、上記審議会に議員枠の委員として出席してまいりました。今年最後の議員活動でした。12月議会の活動の報告書はこれからまとめ、新年早々にお配りしたいと思っております。
 今議会は議案は少なかったのですが、市政報告がたいへん多くなされ、今までにも少しお伝えいたしましたが、その辺もまとめて「議会報告書」の中でコンパクトにお知らせできればと思っております。

 さて、昨日の審議会は、産業団地開発整備に伴う都市計画区分変更を審議、議決するという会議でした。
 議長は芝浦工業大学名誉教授(工学博士)の水口俊典氏。冒頭、「”市街化”は成熟し、人口減少社会が到来しつつある現在の日本の土地行政において、幸手市の産業団地整備は市街化区域を新しく生み出すという”攻めの計画”で、全国的にも稀なケース」「整備計画の技術的、制度的な議論とともに、今後、街づくりと一体となった整備となるよう今日の議論をまとめたい」と挨拶。その後、担当課職員の説明で審議に入りました。
 審議された議案は6件ですべて全員賛成で可決。専門家の方からは活発なご意見があり、私も、開発に伴う市内道路の交通渋滞と冠水防除に目配りを、と発言しました。
 最後に、議長から「農地を市街化して産業集積を図るという古典的な手法だが、通常より厳しい基準で地区計画を設定し、田園風景との調和を図ろうとする取り組みを評価する」旨まとめがなされました。冒頭のご挨拶も含め、私たちの街の取り組みに対して、専門家による「外からの評価」を知ることができてよかったです。

 さて、産業団地の舞台となるアスカル周辺。今は田園風景にも大きな変化はなく、「産業団地」はまだ私たち多くの市民にとって頭の中の”夢の浮島”でしかありません。しかし、この「都市計画区域の変更」が終わると来年からは造成工事が始まり、一気に様子が違ってくるでしょう。行政により一つ一つ計画が実行され、「街」が作られて行くことを感じます。
 私が住む香日向地区も、造成当時、地元の皆さまには”浮島のごとく浮かび上がった住宅地”と見えたのかなと思うと感慨深いです。
 さて、いよいよですよ。幸手市の未来を託すこの産業団地が造成され、企業誘致が本格化します。成功を、みんなで応援して参りましょう。