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埼玉県は2年連続2兆円超 最大更新
2月3日埼玉新聞より
いよいよ3月議会が始まります。幸手市議会に先立ち、埼玉県の予算が発表されています。審議は17日からの県議会でとなりますが、どのような予算が組まれているのか。新聞報道の範囲ですが見てみたいと思います。
埼玉県の2020年度一般会計当初予算の予算規模は過去最大で、前年度比約5.1 %増の約2兆2300億円。
新型コロナウィルス対策や経済対策、地下鉄7号線(埼玉高速鉄道線)延伸に向けた予算が盛り込まれる見通しです。主な事業としては、新型コロナウィルス対策では病床や軽症療養体制の確保を引き続き進めるほか、感染拡大傾向時のPCRなど無料検査の実施、ワクチン接種センターの運営に関する予算が計上される予定。ヤングケアラーについては支援体制作りなど総合的な支援を。新年度度から始まる埼玉版スーパー・シティープロジェクトは実施市町村を支援、取り組みを後押しする見込み。中小企業支援では商店街等へのキャッシュレス決済の導入支援や商工団体と連携したデジタル人材の育成、支援県内中小企業の人材確保と社員の定着を促進するための助成などがラインナップ。
この中で気になるのは埼玉版スーパー・シティプロジェクトです。どのような事業なのか。インターネットで検索してみました。それによると、国が進めるスーパー・シティプロジェクトの埼玉版で、コロナで遅延していた大野知事の公約事業とか。
この事業のコンセプトは、
「超少子高齢社会を見据え、県内各地の特性を生かし、県民一人一人が支えあって日常生活を心豊かで安心快適に暮らせる持続可能な街をつくり、『日本一暮らしやすい埼玉県』の実現に資する」とされ、県内11の市町村が応募。近隣では久喜市が「南栗橋8丁目周辺地区のまちづくり~BRIDGELIFEPlatform構想~」で参画されています。
スマートシティやコンパクト&ネットワーク、新エネルギーはどこのまちでも課題です。隣りの芝生の青さに焦燥感を感じる方もあるかも知れませんが、幸手市は近年の圏央道インターチェンジの開通や中央地区産業団地の造成、幸手駅の整備、古川橋架け替えなどの大型事業を終えたばかり。まだ財政が回復途上にある中で、長年の懸案であった長大事業の駅西口土地区画整理にも継続して取り組んでいます。産業団地もこれから一番大きな区間へのニトリさんの操業を控えています。今はこれまでの政策をしっかりと実らせるのが幸手市の使命です。
さらに、これから庁舎の建て替えなども控えています。体力をどう温存するか、必要な事業にどう投資するか。難しい判断です。確かに大きなプロジェクトでなければできないこともありますが、今は痒いところに手が届く。5万人の顔が見える温かなまちづくりに是非皆さまのご協力とご理解をお願いいたします。
♥さて、幸手市の予算が渡されるのは10日です。私たちの生活は多様化し、一つの政策が全ての市民をカバーするのは難しくなっています。コロナで遅延していた木村市長の公約実現に向けた予算の編成に期待したいですね。配布されましたらまた、ご報告いたします。