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17歳の帝国 今更の感想です
昨日は朝からずっと調べものと格闘していて、気がつけば夕方に。そして、夕ご飯を食べてからこのブログを書き始めたのですが遅筆と校正に手間取り日にちを跨いで今頃の書き込みに。私の感想など書く必要もないかなと迷いながらも、皆さまにあんなに押せ押せで紹介していたドラマでしたので、やっぱり今更ですが、今の感想を備忘録方まとめておきたいと思います。関心のある方はお付き合いください。
さて、実は、5話しかないドラマの大事な第3話。どんな展開になるかと楽しみにしていたのですが、正直なところちょっと予想外でした。私が勝手に、もう少し硬派でドライな人間劇、未来的な政治劇を期待していたからか、かなりウェットな人間ドラマとの印象でした。結局、いつの時代もそんなにドライではないのが人間ということなのでしょうね。
さて、このドラマの本線のテーマは政治です。第1話では議会を廃止。第2話では過去10年かけて進められてきた都市計画を白紙にし、改めて、AI(ソロン)が提示する計画案を住民投票にかける。 ここまでは住民も高い支持率を示していたのですが、第3話ではAI化でいらなくなった公務員の人員削減を断行する。住民の支持率は急下降。総理罷免の黄色信号がともる。総理として支持率が30%を切れば辞職という仕組みで始まった実証都市。さて、住民は今後どのような判断を示すのか。
そんな緊迫の展開に、今回は17歳総理真木亜蘭の生い立ち、総理補佐官茶川サチの恋愛感情と嫉妬。母親がリストラ対象となり動揺するサチが総理に直談判しようとするなど。今と変わらない人間模様が複線的?伏線的にてんこ盛りに描かれて、少々感情移入をしそびれました。
さらに、このウーアという都市が、現役総理鷲田の手のひらの上の産物であり、言わば、きんとん雲に乗ってどこまでも飛んでいたつもりがお釈迦さまの手のひらの上だったという孫悟空を思い出させる仕掛けです。真木はその手のひらを越えることはできるのか。
現役総理役を演じる柄本明氏のクセのある表情、子飼いの若手内閣官房長官をウーアに送り込み支持率操作を企てる傲慢さ、廃止された市議会の議員たちの市議会復活の本音はいかに。本当に市議会の役割を見つけ直すことができるのか。こんなことも気になりますね。
いろいろ書きましたが、このドラマを書いている西田玲子さんは有名&引っ張りだこのアニメ脚本家ということで、後2話でどんな展開が用意されているか。やっぱり注目です。
♥ウキペディアで調べるといろいろな情報が載っていますよ。ご用とお忙しのない方は一度検索してみてくださいませ。事前にドラマの背景を知って2倍に楽しむ。西田玲子さんも検索してみてください。一流の脚本家です。どんな結末を用意しているか。最後まで分かりませんぞ
♥♥事前にいろいろ背景を調べる。これは議会一般質問の用意でも私のセオリーとなっているやり方で、時に書類の海に埋もれて、そこからの論点整理が大変になることもしばしばです。私もソロンのように、命題を打ち込めば答えをくれるAIが欲しいです。今は私の勘ピューター頼り。今日は、昨日取り出した情報を勘ピューターにかけて課題を切り出す作業を始めます。勘ピューターは1つしかありませんので、一つのことをかけると他のことができない。そんなポンコツ仕様ですので、もしかしたら、しばらくブログの更新が滞るかも知れませんが、その時はそんな事情ゆえご容赦を