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今更ですが 3日の降ひょう被害に想う
後から情報で恐縮ですが、3日の降ひょうの被害が思いの外、広域かつ深刻であったことを昨日の新聞と市民の方の声から知りました。今更ですが、備忘録方、この話題を取り上げたいと思います。
私はこのところ、新聞を読む余裕もなく慌ただしくしていたこともあり、今日になり昨日の新聞で今回の降ひょう被害の全容を知りました。
新聞によりますと、埼玉県内で大気が不安定となったのは2日夜。午後7時12分には県北部に洪水注意報が発表され、熊谷市では同時間帯にやや強い雨と雷、降ひょうが確認されたそうです。
被害状況では、美里町、本庄市、深谷市、上里町、神川町で窓ガラスが破損する被害が発生。上里町では約1千件で被害があったということですから相当な状況です。また、教育関連施設でも、窓ガラスが割れるなどの被害が発生し、臨時休校となった学校もあったようです。熊谷市や深谷市、寄居町などで建物破損、熊谷市や本庄市、深谷市、美里町、神川町、寄居町では農業にも深刻な被害が出ており、埼玉県が調査を始めるとしています。
2日の夕方7時頃にはもう降ひょうの被害が出ていたのですね。私はちょうど同時間帯、さいたま新都心(埼玉スーパーアリーナ)におりました。確かに、「何だろう」と思うほど強い風を体感。でも県北でまさか、このような事態になっていたとは。
3日は幸手市でもひょうが降りました。私は議会中でリアルに自分の目で確かめることはできませんでしたが、家人が撮った動画で状況を知りました。
議会一般質問が行われていた午後、突然雲行きが怪しくなり雨が窓に打ち付け、執行部から3時頃から5時頃にかけ一部地域が停電したとの報告がありました。しかし、雷が轟くわけでもなく。何で停電したのかなと不思議だったのですが。外にいらっしゃった方にはお怪我はなかったでしょうか。
また昨日来、農家の方から、幸手市でも収穫前の野菜の葉っぱに穴が空いたり植えたばかりの苗が倒れたり、ビニールハウスに穴が空くなどの被害があったとお知らせいただき、市内の状況を把握した次第です。埼玉県が県北部の被害状況を調査するようですが、輸入品の高騰が続く折り、農作物の不作が物価の押し上げ要因となる懸念も。結果が気になるところです。
♥コロナ禍、ウクライナ問題だけでなく、気象変化や気候変動が食料生産に与える影響は絶大です。どの国も自国民を飢えさせないための食糧確保は自国第一です。食料を輸入に頼る調達方法のリスクが顕在化する中、豊かな水・森林は日本が誇れる資源であり、林業や農業を守り生かすことは、日本の豊かな海洋資源を守ることにも繋がります。日本には食料輸出国になれる環境がある。農業政策の見直しは一時的に輸入品の物価高騰を抑えるだけでなく、今後の食料供給を見据えた対策を。それには、農業従事者が農業を安定的に経営でき次代に継承できる環境整備が急務。それにより耕作放棄地を解消し農地を使い尽くす…。飼料や肥料も国内調達で。
国の農業政策に転換を迫る6月の降ひょう。少し話しが飛躍してしまいましたが、幸手市も他の地域と同様、農業を次代に繋ぐことが危ぶまれる環境にあることは否めません。まずは政府の抜本見直しに期待するとともに、私たちも国内産食料の消費者として、地産地消で地域の生産者を支えて行く。いつもお願いしていることですが、皆さまには是非、地域の生産物のファンになっていただきたいです。よろしくお願いいたします。
♥♥今日はさくらファームでお米や野菜、手作り惣菜などを買ってきました。たくさんのお客様が見えていました。有り難や。
♥♥♥長くてスミマセン。ここまで読んで下さった皆さまには本当に有難うございます?