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リンクのGoogleニュースを幸手市関連情報の窓口としてご利用ください
このブログは私の活動を通して、皆さまに幸手市を知っていただくことを目的に、日々の雑感を綴らせていただいています。長文のこのブログに毎日ご訪問下さる皆さまには恐らく、幸手市情報にご関心の高い方が多いのではと勝手ながら推測し、皆さまに間違いのない情報をお届けしなければと、いつも緊張感と励みをいただいております。ご訪問、本当にありがとうございます。
なぜ、幸手市を知ることが大事か。私は、生活に一番近い"基礎自治体"は住民の皆さまが納めて下さる税金で運営されており、その税金でどのようなことが行われているのかを住民が知ることは様々な議論のベースだと考えています。
しかしながら、日々、膨大な情報が流れる中、意図しないとつい、身近な情報を見過ごしてしまいがちに。そこでこのブログでは、Googleニュースとして、幸手市をトピックしたニュースを集めてお届けしています。皆さまにはご覧いただいていますか。幸手市の行政の動き、新聞記事など、ピンポイントで幸手市を知る"情報窓口“の一つとして、是非ご活用いただきたいです。
ちょっと中味を見てみると、まず、最近アップされた項目の中で、幸手市を鷲づかみにする情報をお求めの方には、幸手市の"今"を写真でご紹介するフォトギャラリーをお薦めします。情報の入り口としてチェックしてみてください。日々、いろいろなことが発信されています。そこで関心のあるテーマが見つかりましたら、さらに深く触手を伸ばして情報をGET。そうしてさらに深く深くと知の輪を広げていただければ嬉しい限りです。
そして、直近のニュースで私の注目は、学校の適正配置を審議する「教育審議会会議録」です。
幸手市で長年懸案事項であった「学校の適正配置」。この議論がスタートしその会議録が公開されています。教育に関心のある方は必見。
背景を少しご説明いたします。
【これまでの教育行政】
幸手市では、昭和から平成にかけて沢山の住宅団地が作られ、沢山の移住者を受け入れました。農村地域も当時は多くの子どもさんが地域で育まれていました。ところが近年はその子どもたちが巣立ち、家を離れ、加えて少子化人口減少の流れの中、市内の12小中学校の在籍児童生徒の偏在が生じており、また、施設の老朽化なども含め、学校環境の整備はここ数十年の課題でした。
歴代市長では、町田市長時代に東小、香日向小、さかえ第二小、栄中を廃止。東小は現在は日本保健医療大学として、香日向小は幸手看護学校として利用され、さかえ第二小跡地は住宅地として、栄中跡地は東埼玉病院として利用されています。学校だけではありませんが、"あるものを無くす"というのはある意味"不人気政策"であり、為政者は統廃合で揺れる地元のいろいろな感情に向き合うことになります。大変な仕事です。私の地元香日向小は平成24年、複式化される前に廃止されました。もちろん、複雑な思いはありますし、当時、他の方法をもっと模索できれば良かったのかも知れませんが、しかし、そのままの存続は難しく、時代の趨勢を見誤らなかった町田市政の当時の英断は今の幸手市に必要不可欠だったと評価しています。
【そして今】
市内小学校3校が児童数100人割れとなり、今後の在り方が課題となっています。この課題に向き合うため、木村市長から教育委員会に「学校の適正配置」について諮問が出されたのが昨年度。そして今年度は、審議会メンバー20名による会議が、2回開催され会議録がHPに公開されています。諮問の答申は来年の8月が期限です。どのような審議がなされるか。基本は子どもたちの教育環境の向上です。審議の行方を皆んなで注目して参りましょう。
♥他にもいろいろな幸手市関連情報が随時更新されています。ご覧になって何かわからないことや疑問などがありましたらお知らせください。出来る限り調査をし解答いたします。
♥♥少子化対策や人口減少対策に特効薬や打ち出の小槌はありません。日本は居住、移動、職業選択の自由が憲法で保障されている国です。それぞれの人生はそれぞれが決める。そのような中で選ばれる自治体になるには、学校教育の充実は不可欠であり、さらに積極的に取り組まなければならない行政課題です。私は自分の子育て、孫、相談員や民生委員として子どもたちを見てきました。この愛おしい子どもたちが一人ひとり輝く教育こそ望むところです。地道に地道にやるべきことをやる。今回の教育審議会答申は今後の幸手市の教育行政にどんな提言を与えるのか。審議会は行政の附属機関の位置付けで委員の方には報酬もお支払いしています。議会とは存在意義は違いますが、市民の代表として活発な議論がなされるよう期待し、これからも会議録を注目していきたいと思っています。