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実家終い
誰もが通る途ながら、我が実家を来春に売却することを決めました。
父が亡くなって7年、母が施設でお世話になって1年が経ち、一月に一度、実家と母のお世話のために名古屋に住む兄が通ってくれていますが、除草一つとってもなかなか住み人のいない家の管理は大抵ではありません。
幸い、実家は最寄り駅が徒歩5分という立地から、不動産の仲介に目処がつきそうなことから、これから来春にかけて実家終いをすることになったのです。
さて、昨日、実家に行って兄と、ざっくりとしたスケジュールの打ち合わせをしてきました。
これまでのことを簡単に整理しますと、まず、
❶母がまだ意識がしっかりしているうちに売買契約に母のサインをもらいました。
❷その後、不動産やさんを探して仲介を契約。
昭和40年代のミニ開発で取得した土地がゆえに面する道路の規格が今とは違ったり、登記簿や権利書などを見るとお隣りとの境界線など、いろいろややこしい手続きが必要なようですが、それらを含めて仲介不動産やさんに対応をお任せ。
❸さらに、来春の売却期限までに家具や生活用品などの見極めと整理が必要です。これが難題。断捨離や捨てるという行為は気持ちを引きずりますから。これをいかに合理的にやるか。これが目下の課題ですが、売却期限に合わせて、まずは家族が引き取るモノを決め、それ以外のモノは一切合切処理をしてくれる業者さんに依頼。
❹仏壇の移動を伴うため、仏壇の抜根をお寺さんにお願い。
今のところ、ここまでを手続き第一段階として進めて行くことにしました。寂しいですが仕方ありませんね。これから春にかけて、私も何度か実家に行っていろいろな整理をしていくことになりますが、出来るだけ後ろを振り向かず、粛々と終えたいと思っています。
♥ご家庭それぞれにいろいろな環境が違います。今後のわが家の実家終いが皆さまの参考になるかどうかもわかりませんが、少しずつ、機会をみて、わが家の実家終いの実況を発信していきたいと思っています。これからわが町、わが地域でも様々な方が遭遇することです。ご関心のある方にお読みきただけましたら幸いです。