![]()
幸手市一般会計予算編成方針
今日は3月議会初日でした。3月議会は予算審議が主な議案となりますが、今日は朝から執行部による議案説明が延々行われ、議場の乾燥した空気と相まって目がショボショボになりました(笑)。
その議案説明の前に、市長が読み上げた「一般会計予算編成方針」の中の幸手市の状況を分析した件(くだり)を転記します。
「当市におきましても、市政を取り巻く状況は今なお厳しく、市税においては若干の回復が見込まれるものの、依然として、増加の一途をたどる生活保護費を始めとした社会保障関係経費や、老朽化した施設の更新費用などの経常経費に、多くの財源が必要とされております。さらに明日の幸手市の発展のために、必要不可欠な幸手駅舎橋上化事業、西口土地区画整理事業、子育て支援や、高齢者福祉に関する施策なども着実に実施していかなければなりません。
予算編成におきましては、歳入面において、国県支出金を始めとする特定財源の積極的な確保に努めるとともに、歳出面においては、改めて経常的経費をゼロベースで見直し、財政健全化の姿勢を堅持しつつ、・・・」
ということでした。しかし、今回の予算では市長が拡充した補助金が複数含まれています。上記のような厳しい財政の中で、一度始めたらなかなかやめることのできない「補助金」の拡充は、市民の皆さまの福祉向上と財政的負担をトータルで精査しないと将来世代にも負担を強いることになります。
行財政改革を断行するというのは補助金を出すよりよほどエネルギーがいります。そうして思えば、市民の皆さまに痛みを伴う「改革」を断行しながらも将来への投資として産業団地や西口開発の突破口を開いてこられた町田前市長はやっぱりすごいと思いますね。
私も気を引き締めて、自分が貢献できる部分から頑張っていきたいと思います。
明日からは一般質問が始まります。