記事一覧

3月議会一般質問は

2023.02.14

アイコン

3項目を質問します

2月17日から議会が始まります。ご報告が遅くなりましたが、先日、8日は一般質問通告書提出日でした。今回は、郷里の母が骨折入院ー手術ー発熱ー肺炎ー点滴ということがあり、よもやの帰省も想定して3日に提出。結果、2番目の提出となりました。

さて、今回の一般質問は3項目を選びました。
1.年末年始の医療体制、新型コロナウイルス感染症対応体制について
2.職員の最高のパフォーマンスを引き出す職場環境について
3.第2期「まち・ひと・しごと地方創生総合戦略」の成果について

1.については、前提として医療体制や感染症対策は、国や都道府県知事の所掌であり、一般の市区町村に裁量の余地は少ないです。ただ、年末年始の私のコロナ陽性経験と年末年始に発熱したという市内の複数の知人からの"年末年始は発熱外来や検査を受けてくれる医療機関が見つけにくかった"情報を総合し、私たちの地域にどんな医療資源があり体制が用意されていたのかを、改めて確認しておきたいと思います。5月にはいよいよ感染症法上の類型変更が予定されています。自己で判断することが増えることもあり、まずは年末年始体制と自分の行動や対応の検証です。

2.については、時代の変化が著しい昨今、特に若い人たちの仕事に対する認識が大きく変容しています。同じ会社で下積みしたり終身雇用や年功序列的な考え方に捉われず、転職をスキルアップの手段と考える風潮が目に見えて顕著になっている。そんな社会の波に洗われているのは民間だけでなく公務員も同じです。元気な職員こそ、最高の市民サービス提供者たり。そんな視点から時代に負けない職場環境を検証します。

3.については、合計特殊出生率と人口増減という側面から人口問題を議論したいと思っています。幸手市のいろいろな計画のうち、人口問題に焦点を当てた計画は「まち・ひと・しごと地方創生総合戦略」です。この計画は3年サイクルで今は2期目の計画が推進されていますが、人口問題はなかなか結果が出にくいテーマでもあります。中でも合計特殊出生率は自治体のみならず一国の存亡を左右する数字であり、岸田政権も異次元のこども子育て対策に予算を投入するとしていますが、幸手市としてやるべきことは何か。そんなことを執行部や皆さまと改めて共有できたらと考えます。
そして、もう一つ、自治体にとって大事な指標は人口動態です。中でも、転入者数と転出者数の差である社会増減は"増"を目指したいところですが、日本全体で人口が減少していく局面にあって、人口大幅増が見込める自治体はほんの一握りです。しかし、一人勝ちはできなくとも、万策尽きるまではギブアップできない死活的課題であり、その解決に秘策はありません。地道に粘り強く、住民の幸福感をアップ。そして、"住みやすさ"を実現。結果、住民満足度が向上する。選ばれる自治体となる…。この循環しかないのです。確実に、着実に一つずつの取り組みを進化、深化、新化して行く。これまで以上に大都市が補助金政策を打ち出す中、難しさは倍増していますが、5万人のまちの寄り添い力を発揮して、幸手市という自治体の"真価"をかけて、小さな取り組みを紡いで行く。そんな提案ができればと思っています。

♥ 母について。母はその後、小康状態で、介助いただきながら流動食を食べるまでに回復というか、小康状態を維持している状態です。家族との面会も遮断され、リハビリも遠のいているので心配ですが、ここは医療機関と母の自力に頼るしかありません。