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実家終い

2023.02.15

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解体の前に

先日来お話ししていた私の実家終い。いよいよ明日から解体工事が始まるというので、最後の見納めと少し手続きのため、昨日帰郷し、今、東京に向けた帰路の新幹線の中です。

実家を終う。これまでの歴史の中では決して珍しいことではないし、特別なことではないのでしょうが、やはり、その場になると寂しいというか、何というか…。
昨日は室内の粗方の調度品を運び出した後のガランとした部屋を最後に見回りし、家の内外を写真に収め、兄と一緒に、ご近所の皆さんに工事の予定とこれまでのお付き合いのお礼を申し上げて鍵をかけました。

実家終いをすることになってから松や金木犀、樫などの高木を切り、除草などの手もかけなくなって。まだ半年も経たないのに、建物は黒ずみ庭は荒れ…。"両親の夢の跡"の朽ちる姿を見るのは本当に忍びない思いです。

しかし、3月末には次の権利者さんによりその土地は新しい住宅として活用されていくとのこと。失うことについ感傷的になってしまいますが、寂しがってばかりはいられません。

beforeまだ少しは手入れがされていた庭
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昨日の姿🥲
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今日のお昼は少し贅沢に。にしん蕎麦を京都駅で。にしん蕎麦は京都の味。実家にいた頃も年越し蕎麦はにしん蕎麦でした。久しぶりに食べる懐かしい味です。
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