防衛最前線　小野寺五典氏の講話を聞く

昨日は自民党久喜支部主催の講演会に参加する機会があり。防衛と安全保障をテーマとする講演を聞いて来ました。講師は現自民党衆議院議員の小野寺五典氏。防衛のスペシャリストです。

ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイル発射、中国の軍拡、偵察気球、台湾有事などの脅威に、我が国の防衛と安全保障が脅かされる現状を日々のニュースが刻々伝えています。ただ希求するだけでは平和を維持することが難しいという無力感も漂う中、最前線の防衛は命懸けであり知恵と戦略そのものです。
戦争などあってはならないからこそ、脅威の姿を正しく知り、同じ価値観を共有する諸国と外交連携を図りながら最善の努力をする。しかし、武力による一方的な現状変更を試みる国に対しては、"戦争を抑止し戦争をしないため"に、外交努力と共に軍備の均衡が両輪である。防衛最前線で日々国際社会と対峙する小野寺氏はそう強調されていました。

いつの時代も、国家観と時代を読む力と外交力を合わせ持つ政治家と政権の選択なく国を守るのは困難であり、その未来は私たちの選択次第です。危ういバランスで成り立つ国際社会にあって、国政選挙の意義を改めて考える時間となりました。