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私は当面は無会派での活動を決意
新たな議会のスタートとして、昨日は会派届の提出期限でした。私は当面は会派を結成せず、単独で活動することを選択し会派届は出しませんでした。
これまでの3期の活動を振り返って、私は、1・2期目は中村孝子元議員と「会派先進」を、3期目は武藤壽男前議員と「市政クラブ」という会派を組み、いろいろな議論をしながら合意形成に努め、判断をし、民意と市政の架け橋となれるよう活動して来ました。
特に印象深かったのは、3度、市民からの請願の紹介議員をお引き受けしたことです。2度の請願は会派先進としてお引き受け。1度は会派の意見が一致しない案件であることから単独でのお引き受けとなりました。
会派先進時代の請願は
❶平成28年9月議会にて「財政支出を大幅に削減した幸手駅舎・東西自由通路建設を求める請願」
❷平成30年3月議会にて「市立吉田幼稚園の存続に関する件」
また、市政クラブ時代の令和2年3月議会では
❸「幸手消防西分署の存続を求める市議会決議を求める請願」の紹介議員に。
結果として、❶❷は議会不採択となり民意の架け橋となることができず。今でも残念の極みですが、❸は議会採択に漕ぎ着け、東部消防組合に「幸手消防西分署の存続を求める決議」を送付することができ、西救急ステーションとしての存続に繋げることができました。
この他にも会派で活動することは研修会への参加なども含めたくさんありますが、財政に関する考え方や政策の考え方などが概ね一致していることなどが結成条件となります。幸手市議会基本条例では会派について以下の文言として定めています。
「幸手市議会基本条例」
第8条 議員は、議会活動を行うため、政策集団としての会派を結成することができる。
2 会派は、政策立案、政策決定、政策提言等について積極的に調査研究を行い、合意形成に務めるものとする。
ただ、会派を組み、大同団結することが必要なことも安心なこともありますが、また逆に、会派は同じでなくとも議員間討議をしっかり行うことで同意点を整理し、第三の道を模索することも可能です。今回、私は悩みながら様々なことを総合的に考え熟慮の上、当面は無会派で活動をすると判断した次第です。
♥明日は会派代表者会議が、明後日は議員全員協議会が、その後、16日に臨時会が開催され、それぞれの議員の議席番号や所属する常任委員会、議長などの役職などが決まります。会派に属していないことがどのような結果に結びつくのかはまだまだ未知数ですが、私の使命は民意の架け橋(バイパス)となること、ただ一つです。会派を組む組まないは別として、一議員として、皆さまにいただいたご信任に応えられるようその使命を果たす努力をする所存です。皆さまには是非ともご理解をお願いいたします。
♥♥ 昨日の状況では、複数人会派が4会派、公党ひとり会派が1会派の他、無会派は3名となる模様です。会派届の詳細や会派名などは明日以降、書面等で通知がありましたら改めてお知らせいたします。
♥♥♥まだ流動的な部分もありますが、取り敢えず、今日までの状況判断です。