記事一覧

一般質問通告締切日

2023.05.24

アイコン

今回は13番目の登壇に

昨日は6月議会の一般質問通告の提出締切日でした。一般質問通告書は本人が議会事務局に持参して提出しなければなりません。今回はいろいろ勉強することがたくさんあり、やっと持って行ったのが10時半でした。すでに12名の人が提出され、私は13番目の受付となりました。13番目という受付は初めてです。恐らく、一般質問3日目の午後の登壇となるかと。

さて今回、私がテーマとしたのは以下の3点です。
1.利便性の高い公共交通の推進について
2.連携協定等の対外連携の確実な更新について
3.クールスポットの設置について

1.について
行政の事業は様々な計画に則って行われています。逆に計画が事業の限界を規定することもある。行政の仕事はキャンパスに絵を描くごとくで、キャンパス(計画)の大きさと絵の具(対策)の種類が多ければ多いほど複雑で微にいる絵(事業)が描ける。これはどんなことにも共通です。
幸手市の公共交通政策も然り。市民の皆さんの生活の足の確保が大きな課題となっていますが、この課題が解消しないのは若しかしたらこれまでの公共交通政策を描くキャンパスと絵の具に限界があるのではないか。選挙戦の最中、あちらでもこちらでも叱咤も含め、公共交通の不便さをお聞きし、何が問題なのかを調べて続けてきた私の、これが今のところの結論です。
折りしも、今年度は幸手市の公共交通の将来のビジョンを決め絵図を描くキャンパスとなる計画が策定される予定です。キャンパスと絵の具を拡張できるチャンスかも知れません。逆にここでキャンパスと絵の具を広げておかないと新しい絵を描くこともできない。そんな逆説も成り立ちます。
今回は新人を含む複数の議員が循環バスや公共交通を質問項目に取り上げています。私の住む地域でも東鷲宮駅とコミセンをつなぐ民間バス路線が廃止されて以降、新路線の設置を望む声が高まっています。また、幸手駅と上高野駅を結ぶ民間バスの廃路も確実となり、交通対策の見直しが切実さを増して問われています。
これらを一体的に解決する方法はあるのか。各論の前に、今回、私は、幸手市の公共交通対策の一番基本的な考え方を定めるこの計画の幸手市のまちづくりにおける位置付けを切り口に質問をするつもりです。今の限界を突き破るには、それぞれの政策が帯にも短い、タスキにも短いならそれを縫い合わせるしかかい。もし、キャンパスや絵の具が不足ならたくさんの絵の具を用意するしかない。
専門性の高まりなどで国から求められることも細分化され、昔と比べ、計画づくりのサイクルも項目も増えている中で行政職員も大変な思いで日々の事業を運営しています。職員の努力が市民の満足という実りを得るために。一般質問の前夜まで、もっともっと焦点をフォーカスして、市民の生活を支える公共交通のあり方の研究を続け、この考え方を理解してもらえるよう臨みたいと思っています。

2.について
皆さんは、「姉妹都市」や「連携協定」「災害時応援協定」という言葉をご存じかと思います。幸手市でも、対外的にいろいろな団体の方と様々な協定が結ばれています。例えば、昨年度は入間市さんとの交流協定や市内の宿泊施設との災害時協定が結ばれたのが記憶に新しいところです。このほか、西部ライオンズさんや日本保健医療大学さん、桜高校さんなどを連携先とした協定などが結ばれています。
これらの協定を最大限有効に活用するには年度ごとにきちんと確実に更新し、深化させて行くことが大事です。これは入間市さんとの連携協定が結ばれた機会にも、台風19号で避難場所となる施設との連携不備が発覚した反省の時にも訴えてきたことです。民間にせよ、行政にせよ、人事異動や組織改変はあります。協定の有効性を担保するのはきめ細かな年度初めの確認です。行政の引継ぎ事項となっているか。それを確認すると共に、さらに今後の連携先については一つ提案も考えているところです。

3.について
先日、国が大手電力会社が求める電気料金値上げを承認したと報道がありました。いよいよ夏本番が近づく中、いろいろなモノの値段が上がり給料が上がらない。そんな閉塞感の中で、特にご高齢者や乳幼児のいるご家庭が在宅中のエアコン使用を控え、熱中症が頻発しないか。危惧されます。また、年々、夏の暑さが厳しさを増す昨今、東部消防組合管内でも救急搬送数が増えています。行政に出来ることは限られますし、多くの場合、私たち一人ひとりの自衛も大事ですが、出来ることは最大限に実行する。そん気構えが感じられる答弁に期待しての質問です。

♥何だか暑かったり涼しかったり気候が定まりませんが皆さまにはご体調管理にご留意してお過ごしください。