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新聞後読み

2023.07.26

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地域を知る しばらく新聞を読まないとまるで浦島太郎の如く

私は経済新聞、一般紙、地方紙をとっていますが、これがあっと言う間に"積ん読(どく)"状態に。そうなった新聞を全て読み切ることはできませんので、今日は一般紙、地方紙の一面記事から関心のある記事を備忘録方。

◆6/21(水)埼玉新聞「県地域クラブ活動方針 来年1月指針公表」
中学校の運動部活動が変わります。少子化や学校の働き方改革を背景に、運動部の活動が地域移行。近隣では白岡市や久喜市が先行実証していますが、幸手市は恐らく、来年の指針公表を待って、協議会が立ち上がるのかなと。この事業はスポーツ庁管轄で、市町村は、地域スポーツ担当部署や学校の設置・管理運営を担う担当部署、地域スポーツ団体、学校等の関係者からなる協議会を設置し、活動の実施主体やスケジュールなどを検討していくことがスポーツ庁の「運動部活動の地域移行に関する検討会議」から提言されています。協議会は学校主導ではなく、地域主導です。この協議会の立ち上げ、地域特性の把握。これがこの事業のキモと直感します。子どもたちの豊かな体験、活動、成長の機会創出はこの協議会の協議にかかっていると。1月の指針公表、幸手市の動向に注目です。

◆6/21日(水)朝日新聞「新任教諭 増える退職 目立つ精神疾患 09年度以降で最多」
公立学校の教員に正規採用されたのに、1年以内に辞めるケースが増えている。東京都では、2022年度の新任教諭のうち、3月までに辞めた教員の割合が4.4%に。そのうちの約4割が精神的な不調が退職理由。いろいろな苦労も多く、他の教員も多忙で悩みを打ち明けづらく、抱え込んでしまう。代役の教員も不足し、管理職が臨時的に担任を務める事例もあり。文科省はメンタルヘルス対策を強化する自治体に財政支援する事業を開始。先生の多忙さは増し、ベテラン教員の退職で若手教員が増えているが支援が不十分になっている可能性があると要因と分析。

深刻ですね。幸手市でも先生の世代交代は進んでいます。若い先生は元気があっていいとの単純な構図ではないようです。教員とは、アフターファイブという区切りの付けにくい、365日、24時間気の抜けない仕事です。先生がリフレッシュできる環境づくりは不可欠➕今、学校が抱える多種多様な仕事の整理。これも必要かも知れません。いや、それこそ必要なのかも知れませんね。ここは地域力が試されるところかも。皆さまにも、もし、機会がありましたら、学校応援団としてできることのご協力をよろしくお願いします。

♥今日は教育関連2題となりました。もっとテンポ良く備忘録とするつもりが、またまたいろいろ書き書きして長文に😆。教育の最大の責任は家庭ですが、家庭以外の人間関係を学ぶのは学校や地域です。私たちも地域の一員として、子どもたちの豊かな成長を見守っていきたいですね。

♥♥新聞は普段触れないいろいろな情報に触れる貴重な媒体です。