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シニアカー試乗

2023.08.02

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地域の方と試乗体験に

昨日、機会を得て、シニアカーの試乗体験に行ってきました。

ファイル 1902-1.jpeg場所は栄団地。試乗するのはコミュニティカフェ経営者が地域の方のレンタル用にと置いておられるシニアカー。公共交通の空白地帯を完全に埋めるのが難しい中、自家用車を手放した後の、徒歩でも自転車でもない「個人の自立した移動手段」はないかと探していて、これまで"目を付けていた“シニアカーの試乗機会を得て、昨日は地域の関心のある方々をお誘いして初体験して来たというワケです。
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シニアカーは車でもなく自転車でもなく。免許は要りません。歩行者と同じ扱いで、走る場所は基本、歩道です。最高速度は6km/h。時速6キロというと意外と速いです。充電式で、バッテリー満充電ならある程度の遠出は可能です。ハンドルについたレバーを握ると加速。レバーから手を離すと止まります。速度はボタン設定でもコントロールできます。
乗ってみた感想は、広場の走行はスムーズ快適です。が、人や物とすれ違ったり、細かなハンドル操作が必要だったり、バックでの横列駐車などは馴れないと難しい。もちろん、運動神経や対応力を含め、私個人の感想ですよ😆

シニアカーが移動手段に加わると生活の幅は広がりそうですが、多くの方が、無理なくケガなく危険なく縦横無尽に移動するには、ハード面では安全な道路整備やソフト面では周りの理解など、まだまだ課題はありそうです。しかし今回、試乗の機会を得て、身近な移動手段としての認識が高まりました。いつ、どのように使うかは皆さんの判断です。個人で持つのは高額ですが、地域公共交通と自家用車の間を埋めるような利用ができれば、地域生活のQOIアップにつながる可能性は感じました。

ファイル 1902-4.jpeg♥体験会の後、皆さまをお誘いして、先日このブログでご紹介した幸手市郷土資料館にも行って来ました。午後ではありましたが数輪の江戸朝顔が咲いていました。トンボの特別展、5千年前の縄文時代から近年までの幸手の歴史を伝える常設展を、駐在する学芸員にレクチャーしてもらい、幸手の郷土史をアピールできました。🤗