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市政の動き

2023.08.24

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市の報告より

(前号続き)
土木関係報告では、浸水対策が進みそうです。
水害対策は幸手市の最大級の課題です。市内には大雨時の浸水・冠水地域が複数箇所あり。少しずつ改善しているとは言え、長年、住民の皆さまに大変なご苦労をおかけしてきました。

1.大堰橋周辺地区浸水対策シュミレーション結果について
ファイル 1913-1.jpeg 想定される効果は左をご覧ください。
大堰橋左岸周辺は地形が低く、毎年雨水対策を講じていますが、年に数回の台風等の大雨の際には冠水被害が発生。このような中、市や県では過去に冠水対策としていくつかのシミュレーションや検討を行ってきました。このうち、埼玉県の倉松川への雨水受け入れ量の増量についての検討結果において、一定の条件付きで倉松川へのポンプ排水の増量が可能となりました。このため、市では令和4年度に、効果的な浸水対策を検討することを目的としてシュミレーションを行いました。3つの対策案については今後詳細設計を行なって行きます。

♥水害対策は住民の資産価値を高め、引いては幸手市の価値を高める未来投資です。大いに期待したい事業です。この事業の概算費用は約13億円と見込まれます。大きな予算を伴いますが、事業の予算化が滞ることのないよう推移を見守って参ります。

(次号に続く)