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続 市からの連絡報告

2023.09.23

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第二弾 吉田幼稚園跡地利用方針

先の号の続きです。旧吉田幼稚園は、今は廃園となり、地元からも早期の利用が求められ、跡地利用が検討されている幸手市の普通財産です。

旧吉田幼稚園は、開園から長い時間が経過し、社会情勢等に変化が生じてきたことから、平成30年9月28日の市議会定例会での条例改正により、旧吉田幼稚園の廃園が決定されました。
廃園に当たり、幸手市では平成30年に庁内に跡地利用検討プロジェクトチームを設置し、庁内を横断して議論を開始。地域の皆さまとの懇談会や事業者参加による事業提案会の実施などを経て、跡地利用の方向性や今後の進め方などがまとまったとして、昨日、議員全員に配布されました。

一部を要約します。
⭐️跡地利用の基本的な考え方
旧吉田幼稚園は、現在も災害時の避難場所として位置づけられているほか、イベント利用など住民への貸し出しをしています。今後の方向性については地域住民の意向を尊重しながらも、できるだけ早期に市民全体の利益にかなうものを選択していく必要があります。
まず、庁内プロジェクトチームの検討では、様々な意見や提案がありましたが、都市計画法の規制が厳しいことなどから、公共施設としての再利用や新たな活用に向けた有効な提案はありませんでした。一方、事業提案会では、旧吉田幼稚園の施設利用について実現可能性のある具体的な提案があったため、民間事業者を活用し、今後プロポーザルによって選定することとなりました。

⭐️跡地利用に向けた今後のスケジュール
今後は、プロポーザル選定委員会を組織し、本跡地利用方針に基づき各事業者から具体的な提案を受けて最終的な事業者を決定していく予定です。
 ◆令和5年8月 跡地利用方針の決定 ➡︎プロポーザル選定委員会の開催(公募選定) ➡︎事業者選定 ➡︎※公有財産処分委員会(必要に応じて) ➡︎契約締結(跡地利用開始)

♥これから幸手市の公共施設は少しずつ統廃合、廃止をしていくことになります。プロポーザルという手法での民間利用はこれが初めての事例となるかと思います。幸手市の魅力を高める提案がなされることを期待したいです。

♥♥なお、プロポーザル選定は以下の項目で実施される予定です。
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