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今回の一般質問は3項目です
3月議会が始まります。14日には議案を受け取ります。3月議会は予算の審議が中心です。幸手市の大事な予算がしっかり確保され、来年度だけでなく、中・長期に市民の生活の安心安全が守られるよう審議に臨みたいと思います。
さて、質問の3項目は以下の通りです。
1.市営釣場神扇池の観光資源としての価値、観光振興における役割、今後の活用について
2.市庁舎整備基本構想策定に向けた市民ワークショップ、説明会の開催について
3.特別支援教育の充実について
それぞれの項目について少し内容を説明します。
1.については、
実は、市営釣場神扇池は長年ヘラブナ釣り愛好家に愛されてきた施設🎣です。神扇池は底地を市が借り受け、平成21年からは民間の指定管理者が運営するスタイルで、多い時には年間ご利用者が3万4千人を上回り、指定管理者からの納入金が年間2千万円という、幸手市観光のドル箱的施設でした。それが、平成26年度から納入金が1300万円、令和元年からは1千万円、そしてついに、令和4年度決算では89万7千円に激減。この納入金では釣場の施設借り上げ料も駐車場借り上げ料も賄えない事態に。さらに、来年度からの指定管理更新では入札が不調となり、納入金の代わりに指定管理料1千万円を支払って、指定期間を3年間に短縮して、シルバー人材センターに運営をお願いすることになりました。
本施設は幸手市民に余暇の楽しみを提供するほか、交流人口の呼び込みや歳入を稼ぐ貴重な収入源であったわけです。以前のように納入金を徴することのできる観光資源に復活させるには何が必要か。3年後に民間に振り向かれる施設とする。その意欲を市長に。さらに老朽化が進む施設の良好な環境維持の考え、投資・修繕など今後の具体的な取り組み計画を伺うつもりです。
投資のないところに利益はなし。民間なら当たり前のことながら、単年度予算の自治体では資金投入が難しい。しかし、ここは正念場です。目的は、3年後に運営を民間に引き継ぎ収入を得ることのできる"お宝"に生まれ変わらせる。that's all、です🎣
2.について
いよいよ市庁舎整備基本構想の策定が動き出しました。庁舎整備は100年の計。市民に愛される庁舎整備を進めるには市民の庁舎整備に関する関心を高めることが肝要と考えます。その観点から、まずは市民参加を前提として、今後開催される市民ワークショップの様子を、基本構想(素案)のパブリックコメント募集前に市民に報告し情報発信する事は可能か。タウンミーティングのように各地域を行脚して説明をする機会は持てないか、確認したいと思っています。
3.について
先日、1月23日までウエルス幸手のロビーで「手を繋ぐ子らの作品展」が開催されていましたが、皆さまはご覧になりましたか?この作品展は毎年、市内小中学校の特別支援学級の児童生徒さんの書道や工作、手芸などの作品が展示されます。私も作品展最終日に鑑賞しましたが、今年も立派な作品群に感動しました。先生方のご指導による根気の必要な大型作品もあり。幸手市の特別支援学級は支援が手厚いと聞いていますが、このような多様な個性を輝かせるには先生方の熱意と、人手と、地域の多様な連携と協力が必要です。中学を卒業後は市外の学校などに進学されるケースが多いかと思いますが、彼らが人生を豊かに生きて行ける力をどう見出すか。幸手市での15年間を充実させることはそのお子さんの生涯を豊かにすると確信します。
学校間の連携、各機関との連携を強化し、さらにインクルーシブ教育を充実させるに何が必要か。そんなことを確かめたいと思います。
以上の3点です。充実した質疑応答ができるよう準備したいと思います。