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6月議会一般質問通告

2024.05.23

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6月議会のテーマは3つ

昨日、6月議会の一般質問通告を済ませました。いろいろ気になるテーマはたくさんありますが、今回は以下の3つのテーマを選択しました。

今回選んだテーマは
1.市営神扇池釣場の新年度引継ぎ状況について
2.定住・移住対策について
3.会計年度任用職員制度のより効果的な運用について
です。

1.について。市営釣場については前回、3月議会でも取り上げました。市営釣場神扇池は神扇地区の土地改良と共に生まれた神扇池を有効活用しようと設置された施設です。当初は多い時には収益から年間2000万円が市に納入されていた"観光施設の優等生"でしたが、近年はヘラブナ釣り愛好家の減少という全国的トレンドの中で収益が減少。これまで管理を担ってきた事業者が管理から撤退し、今年度は新たな団体を管理者とする指定管理がスタートしています。5月に入って市と新たな管理者との協議が済んだ時期でもあり、改めて、今後の管理運営について確認しておきたいと思っています。3月議会で取り上げた際、市長からは、当施設は市の重要な観光資源と位置付けているとの答弁もありましたが、市の財源も無尽蔵にあらず。その中で、稼げる施設、自立経営ができる施設、利用者数の復活をいかに成すか。それには、これまでの良さを継承し現況のお客さまを逃がさないとともに、新規利用者を拡大するしかありません。難しい命題ですが頑張って欲しいです。

2.については以前、このブログでも取り上げた幸手市が10年ぶりに人口問題会議が公表する「消滅可能性自治体」から脱却したということについて。これは喜ばしいことである反面、脱却要因の分析は極めて重要であり、人口問題における次の一手を探るために市政策部門に現状分析を確認します。

3.については、地方公務員の職場環境に関するテーマです。市民サービスを提供する職員の職場環境というと市民の皆さまにはあまり身近に感じられないかと思いますが、今、地方公務員の働く環境は大きく変化しています。令和2年度の法改正で施行された「会計年度任用職員制度」。さらに昨年度からは定年延長という制度改正もスタートしている現状、市の行政運営において、公務能率の発揮、事務執行体制の強化、正規職員の負担軽減のためにも、正規職員とほぼ同数の会計年度任用職員を効果的に活用することに大きなメリットがあるとの考えから、幾つかの質問をしたいと考えています。

♥以上、市民の皆さまには馴染みの薄いテーマかも知れませんが、今、幸手市に必要な大事な論点として議論に臨みたいと思います。