記事一覧

市の報告 続き

2024.05.28

アイコン

前号報告の続きです

そのほかの主な施策の進捗について

4)幸手市乗合型デマンドタクシー実証運行開始については、幸手駅ー杉戸高野台駅間、東鷲宮駅ー幸手市コミュニティセンター間の路線バス廃止の代替移動支援との位置づけです。すでに事前登録を受け付けていますが高齢者以外にも登録は可能です。市内在住でご利用の機会がありそうだという方は是非、ご登録を。

5)幸手市一般廃棄物最終処分場に係る今後の運用方針については、自前の最終処分場の利用期間が延命できるとの報告です。近年、この処分場に搬入する埋立量が減量に推移し、計算してみると処分場の使用期間が延命できることに。ごみ収集、廃棄物処理は、水道や下水道事業と同様、どこの自治体も多額のコストを投入して運営している重要なサービスです。現在の最終処分場が満杯になるとほかの場所が必要になります。コストは増加します。これからも少しでも延命期間が伸びるよう皆さまにはおうちで廃棄されるごみの減量化などにご協力よろしくお願いします。因みに、現一般廃棄物最終処分場の埋立可能期間は、2年3ヶ月の猶予となっています。

8)倉松川改修事業の概要について。一級河川倉松川改修事業は、県が進める事業です。幸手駅西口広場から90度折れ曲がり、東武鉄道橋、大日橋、503号橋、志手橋、雁橋、幸手橋と複数の橋が架かる事業区間は900m。うち、幸手橋から東武鉄道橋までの450mについては、当初現在の河川を川幅約20mに広げ、両岸河川管理用の道路として、幅3.5mの道路の設置を計画していましたが、接道義務や、通行の利便性を考慮し、幅を4mとする計画に変更されました。今後はこの道路の拡幅により変更となった左岸側の用地を測量をするとのこと。5橋もの橋の架け替えや廃止を伴う本工事は、大事業です。住民の皆さまにもいろいろな影響を伴います。丁寧な説明、納得を得られる取り組みが求められます。

10)学校再編の取組状況について。学校再編については、さかえ小学校は上高野小学校に統合、吉田小学校、八代小学校、権現堂川小学校は東中学校とともに義務教育学校への再編に向け、6月以降、準備委員会や専門部会を設置して様々な検討を進め、令和9年4月の開校を目指します。
すでに地域や各学校において説明会が開催され、218人の方が説明をお聞きになったとのこと。幸手市は私が住んでから今日までに、東小学校、栄第一小学校、栄中学校、香日向小学校という4校が廃校を経験。母校が無くなる、地域から学校が無くなることは本当に寂しいことですが、子どもたちの切磋琢磨する環境整備のためにこれまでもたくさんの皆さんにご協力をいただいて来ました。いろいろな思いがあるのは皆同じです。今回も子どもたちの健やかな成長を育む環境づくりを何卒お見守りくださいますようお願いいたします。
今後のスケジュールとしては、令和6年度〜令和7年度に校舎改修工事の設計、令和7年度以降に校舎改修工事の実施が予定されています。3月議会で再任された山西教育長には是非とも頑張っていただきたいです。

♥幸手市で進められている事業はこの他にもたくさんありますが、何も変化していないようでいろいろなことがいろいろな場所で、いろいろな人を巻き込んで進められています。高度経済成長期に6万人を目指して作られたまちを上手にダウンサイジングする。これは今を生きる私たちの使命でもあり。皆んなでスクラムを組んで。サイズは小さくなっても夢のあるまちづくりはできる。そう信じて議論していきましょう。これからも市政に関心をお寄せくださいますようお願いいたします。

♥♥以上、全協での報告より。幸手市政を身近に感じていただければ幸いです。