![]()
全協で庁舎整備基本構想の説明を受ける
あんなに暑かった日々がどこへ行ったのかというほど一気に秋の気配が。🍂🍁
日も短くなってきましたね。皆さまにはご体調いかがお過ごしですか?3連休も終わりました。能登地方では大雨が地震被災地を襲い大きな爪痕を残しました。心が折れてしまうような状況、心よりお見舞い申し上げます。
さて、今日は議員全員協議会があり。
執行部より、
❶幸手市庁舎整備基本構想(素案)
❷旧吉田幼稚園の跡地利用
について説明がありました。
❶については、
市役所本庁舎が昭和42年(1967年)8月の竣工から55年以上が経過し、建物本体に加え、設備の老朽化が進行。また、平成23年度(2011年度)に実施した耐震診断結果より、早急な対応が必要な状況となっていることはこれまでもお伝えしてきました。現庁舎にはこのほかにも、様々な課題(施設の狭あい化、バリアフリーへの対応等、また、窓口機能の分散による市民の利便性、業務の効率性など)があり、その整備の基本的な方向性を示すのが庁舎整備基本構想です。今回示された素案は、今後、皆さまからのパプコメ意見等を改めて協議して基本構想として完成されます。
素案は、専門家の業務サポートを得て、有識者や住民代表で構成する「庁舎の在り方検討審議会」が様々な課題を協議してまとめられています。それを下に、4つの候補地が評点化されています。
【基本構想の主な項目】
①庁舎に必要な機能
②庁舎に必要な規模
③事業手法
④整備候補地の選定
⑤整備候補地の検証
今日夕方には各種資料共々、HP公開されるそうです。庁舎事案は、私もこれまで関心をもってきた市の重大課題です。しかし、庁舎整備は基本構想で終わりではなく、多くの詳細要素は基本構想策定後、次に控える基本計画の中で検討を深めることとなるようです。そこで私として気になるのは財源です。今日、私は財政予測について質疑しましたが、財政シュミレーションについては時期を見て示すとの答弁まででした。
庁舎整備は期間的にも財政的にも長大な事業です。まだはっきりとした財政シュミレーションが見えない中で、市民として、議員としてどんな判断ができるのか。懸念はありますが、取り敢えず第一歩として、上記の諸テーマが客観的裏付けによりまとめられました。私も精一杯資料を読み、判断に誤りのないよう細心の注意で意見や提言をまとめたいと思います。
なお、執行部は素案について、市民説明会を2回(9/26、9/29)予定しています。![]()
♥現庁舎正面玄関入り口にご案内が立っています。ぜひ、皆さまにはご関心をもって日程をご調整くださいますよう。まだまだ緒に着いたばかりの整備計画です。より快適で身の丈と時代に合った庁舎が整備できますよう市民の知恵を結集して取り組んで参りましょう。