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立地適正化計画(素案)について
先週は、表題のパブリックコメントの提出に向け、計画書の読み込みに格闘していましたが、何とか無事10日の期限に提出することができました。
自治体にはたくさんの計画があります。最上位計画の総合振興計画をはじめ、土地利用をまとめた都市計画マスタープラン、公共施設の管理については公共施設等管理計画、その他、介護保険や福祉に関する計画や環境や廃棄物処理、公共交通に関する計画、中心市街地活性化や橋や公園の超寿命化、上下水道の管理運営、防災などなどなど。様々な計画が様々な課で山のように作成され管理されています。
その中に仲間入りする「立地適正化計画」は、ざっくり説明すると、医療・福祉施設や住居等がまとまって立地し、高齢者や子育て世代をはじめ、住民が公共交通により、これらの生活利便施設等にアクセスできるまちづくり=国交省が提唱する『コンパクト・プラス・ネットワーク』の実現を目指すための都市計画の包括的マスタープランです。
高度経済成長時代以降のモータリゼーションの進展で郊外分散化されたまちの機能を改めて集約し、今後は、居住機能(住宅)や都市機能(医療・福祉・商業施設など)をできるだけ拠点(中心部や既成市街地)に誘導。拠点と拠点を公共交通で結び、生活インフラの効率的な維持管理と生活利便性を向上させる。これによって、持続可能な都市構造を目指すという国交省が提唱する『コンパクト・プラス・ネットワーク』の理念を進めるための計画です。
♥では、具体的に幸手市のまちづくりはどう変わるのか。私の住んでいる地域はどうなるのか。ご心配の向きもあろうかと思います。が、今回のブログでは計画の背景だけで思わぬ行数を費してしまい、これ以上具体的な説明を書き加えるとさらに膨大な文章となってしまうので、具体的な説明は次号以降に。
♥♥なかなかに、ひとつの計画をコンパクトに説明するのは難しいです。説明が小間切れになりますが、次号でできるだけコンパクトにまとめてご説明できたらと。頑張りたいと思っています。よろしくお願いいたします。