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監査委員研修

2025.01.28

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昨日 例月監査の後 監査委員研修会に参加 

昨年6月21日に木村市長より監査委員の任命をいただき半年が経ちました。昨日は例月出納検査の後、今年度2回目となる研修会(埼玉県東部都市監査委員会主催)に参加してきました。

監査委員の仕事は皆さまにはなかなか馴染みがないかと思いますが、監査委員は、地方自治法に基づき各自治体監査委員会が設計した1年間の監査計画に則り、市の財務監査、行政監査、財政援助団体等監査、決算監査、例月出納検査、基金運用審査、健全化判断比率等審査などを行います。私もこの半年、監査計画に基づいた恒例監査に携わってきましたが、実は、恒例監査以外にも、監査業務の対象となるのが「住民監査請求」です。住民の皆さまが請求される「住民監査請求」は実例が少ないことから、実地での経験は積みにくく、研修は貴重な勉強機会です。昨日の研修は、この「住民監査請求の実務」についてのビデオ研修で職員、代表監査共々参加し勉強してきました。

ファイル 2067-1.jpeg講師は水戸市の監査委員事務局職員9年目というベテランです。人事異動で職員が短期にローテーションする自治体が多い中で9年間の在職は極めて特例ですが、豊かな経験に基づき、水戸市の事例を引用しながらの分かりやすい説明。本当に勉強になりました。また、民監査請求の要件審査で迷った時はできるだけ受付ましょうとのお話しでした。

♥監査委員は市政に対して普遍かつ公平中立な立場で、誰に忖度することなく監査業務を遂行することが重要です。幸手市議会の混乱の中、議選監査委員が決まるまでに1年の空白があったため、私の任期は後2年ですが、市民の皆さまの福利向上と市政発展に寄与できるよう、これからも役割を果たすべく、勉強を怠りなく、気を引き締めて今後の監査業務に臨みたいと思う次第です。