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市政の動き②

2025.05.22

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広報さって4月号 市議会だよりさって5月号より

次は令和7年度予算についてです。

⭐️令和7年度当初予算
○一般会計歳入歳出予算額 192億9000万円
○特別会計歳入歳出予算額 147億2267万円

【補足】一般会計予算額は近年最高額となりました。
歳入構成の主なものは、
市税 70億4644万円
地方交付税 30億5000万円
国県からの補助金 44億8477万円
使用料・手数料・基金取崩し 19億7120万円
国県からの交付金 17億7510万円
市債 9億6520万円 など

歳出構成の主なものは、
民生費 79億4636万円
総務費 26億7464万円
衛生費 19億9517億円
教育費 19億5161万円
土木費 16億2681万円
公債費 13億4646万円 など

歳入では、昨年の国の地方財政計画を反映し、市税収入が伸びています。が、4月のアメリカトランプ関税発動の影響がどう出るか。注視が必要です。固定資産税は産業団地の進出企業さまの操業や新築住宅の増加などを要因とする増額見込みで計上されています。また、介護や福祉を含む民生費における国庫や県の負担分が多額の補助金や交付金という名目で歳入されています。
歳出は、3月議会の委員会審議で質疑が多かったシティプロモーション映画製作。市の40周年記念事業として、財源には県費とクラウドファンディング収入を予定。
また、令和7年度一般会計補正予算(第一号)では、国の「物価高騰対策重点支援臨時交付金」を財源に、「ハッピーエール券」第6弾の発行が事業化されています。コロナ禍対策から始まり、物価高騰など国の財源を活用して過去5回、エール券発行事業を支援して来ました。事業は商工会に委託しています。エール券は7月中に郵送される予定です。額面は1500円/人。8月から10月が利用期間です。お楽しみに!
皆さまには市内のお店利用で地域経済活性化にもご協力をお願いいたします。

市政の動きを総じて、庁舎整備や学校再編など、市の長年の懸案が木村市政になり動き出しています。また、農業関連でも新しい動きに対応。産業団地の拡張や道の駅考想、また、今年度は予算化されていませんが、ひばりヶ丘桜泉園の旧ごみ焼却炉の解体なども今後10年の中で実施される予定です。今回も基金取崩しが多額となりました。市の貯金がたいへん少なくなっています。中でも財政調整基金は標準残高を下回る状況で、今後も厳しい財政運営が続くと想定されますが、自治体の財政の健全性を測る将来負担比率、公債費負担比率などの指数は全て標準内に収まっており問題はありません。

♥幸手市の令和7年度の当初予算の概要を簡単にまとめてお知らせしました。議会だよりは私も編集委員として作成に参加しています。5月号も是非ご参考にされ、皆さまの市政理解にお役立てください。

♥♥市政報告会は申し込み不要です。開催日は3回予定されています。私もどこかの会場に出かけるつもりです。