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一般質問 振り返り

2026.02.27

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小さな理解と改善の積み重ね

今週の24日、一般質問が終わりました。私は24日の1人目の登壇で、2項目の質問をしました。議員は何のために質問するか。議員それぞれの考え方はあるかも知れませんが、私は、市民の皆さんが安心と納得感を持って幸手ライフを楽しむために行政サービスは如何にあれば良いか。より安心や理解が深まるために今のシステムをどう換えることができるか。そんな方向性でテーマを絞り質問に臨んでいます。市長や職員と対立する立場でもありません。もちろん、行政も検討の末の政策実践でしょうからそう簡単に何でも受け入れられるものではありませんが、行政という組織に対して、市民目線から感じた改善策を提言する。そんなスタンスを大事に臨んでいます😀
そんなことを前提に、今回の2項目の質問の質疑応答を振り返ります。

1.幸手市立東小中学校開校前年度の試行に関する時期と責任体制について 
1点目に確認したのは、開校前年度となる来年度、令和8年度に特に重視して取り組む事項についてです。教育委員会からは、来年度は土台を築く極めて重要な時期だとして、
❶施設環境の整備
❷通学環境の整備
❸教育課程の完成
を重視していく旨答弁がありました。
校舎は統合の"目に見える象徴"で、地域の方からは"まだ見ぬ校舎"に期待と不安の思いがあると聞き及びます。来年度は既存校舎の改修や小学生棟の建設などの施設環境の整備が完成されます。先日の所管事務調査でも予定通りの進捗を確認しました。ハード面については、後は粛々と進めていただくようお願いをした次第です。

一方、今回、私が一番確認したかった❸については、私の考えるスケジュール感とは違うスケジュール感で進められているとの認識を持ちました。教育委員会からは、❸については9年間の基盤であり、「準備委員会・学校運営部会、関係小中学校教員が一緒にできるだけ早く編成していく」との答弁をいただきましたし、実施主体の学校現場が、現在の学校運営と並行して作業をされていることに敬意を表するものですが、しかし、来年度は開校前夜となる仕上げの年であると共に、市内外の学校や保護者、コミュニティに対して、ある意味、「完成(未来)予想図」を示し、公開授業や体験会、授業参観などで、"東小中学校を就学の選択肢"として選んでいただく時期でもあると私は考えています。学校関係者や教員の方々の関心も高まっています。戦略的人事も視野に活動を加速させるチャンスにもなり得る。私のこの観点に間違いがないなら、学校の魅力アピールにつながる教育課程や日課表、行事計画、学校生活のルールなどはすでに完成していなければならない時期かと。これから協議、できるだけ早く、という時期は過ぎているように感じました。
しかし、先程も申した通り、現場には現場のやり方や課題もあるでしょうから、私の意見は意見として検討いただき、その検討を加速するよう求めました。地域の皆さまに安心していただける情報提供が秋を待たず行われ、1学期中にもいろいろな試行が実践されることを期待したいです。

♥また、もう一つ、検討の仕上がり加速を求める理由に、東小中学校が小規模特任義務教育学校だということがあります。そもそも、今回の学校再編はさかえ小学校も含め、"小規模化の解消"が目的です。複式学級とならない学校運営をどうやって安定的に継続するか。そのために東小中学校は市内外からの就学を可能とする小規模特任校としたのです。その利点を十分活かすには、学校の魅力アップという教育行政の責任と共に、就学者を増やすことに資する住宅政策や土地活用、プロモーションを市長部局が並行して進めるべきではと訴えました。この考え方が共有され実践されるなら、今回の私の質問は"成功"です。

2.市が運行する公共交通について 
新公共交通運行計画が地域公共交通会議の承認を得ている今、その内容の今更の変更を求める質問ではありません。しかし、今回の案をまとめる曲折を知る立場から、市民の声を聞く段階から最終案の承認に至るまでのプロセスや仕組みに改善点があるのではないかとの問題提起を試みました。
質問で、私が提起したのは、
❶地域公共交通会議に学識経験者を起用する
❷市民の声を最終案にするプロセスの見直し
❸地域公共交通計画に規定されている「地域住民が主体的に取組む地区への支援の仕組み作り」の支援システムの実践
です。また、最後に確認したのは
❹まちひとしごと総合戦略の地域公共交通政策KPI指標の目標達成に向けた道筋と達成見込み
です。

❹のまちひとしごと総合戦略の地域公共交通政策のKPI指標とは、「市が運行する公共交通の現行満足度8.1%→令和10年70.0%」にするというもの。新運行計画では循環バス中央コースが双方向運行となるなどの新味もありますが、市民満足度8%を70%するインパクトとなるか。現在は夢のように見える目標をどう管理し達成するのか。イヤミではなく、行政自らが決めた目標ですから初めから諦めるのではなく、様々な改善と知恵を凝縮してしっかり取り組まれることを期待したいです。

♥何度も申し上げて恐縮ですが、組織において「仕組み化」や「システム化」は大事です。感情や思いだけでなく、市民サービスは政策理念と仕組みや条例に裏打ちされた公平な実践こそ求められます。議員は市民の皆さまの声を行政に届けるのが仕事ですが、行政が噛み砕けないものを提起しても簡単には咀嚼されません。まだまだ未熟ですが、少しずつ、課題改善を提案できるようさらに精進していきたいと思います。

今回、質問をするために私の頭の中の「相関図」をビジュアル化した2つの自作資料を用意しました。小さな写真で恐縮ですが、以下に転写いたします。
学校再編では、ピンクのマーカー部分として、試行、教育特区、市内外へのPR、移住政策をフォーカスしました。公共交通では、図の中ほどにある🏠の右の小さな階段にご注目です。この階段は1階の市民の声を2階に持ち上げる時に使用するのですが、まず狭い。この狭さでは1階の声を選別しないと持ち上げることはできない構造です。また、狭いだけでなく外付けで家の中からは見えにくい構造となっています。この辺りが、協議曲折の要因だったのではと思い、図表にし、改善を求めました。皆さまには分かりにくいかも知れませんがじっくり眺めていただければ幸いです😃
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