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全国平均 55円引き上げ1176円に 埼玉は1195円
今朝の埼玉新聞より
最低賃金(時給)の2026年度改定額の目安は28日全国平均を55円4.9%引き上げることで決着した。最低賃金は過去最高となっている。現在の1121円から1176円となる。埼玉県は1141円から1195円となる。最低賃金は毎年度改定され、47都道府県をAからCの3区分に分けて目安をが示される。今回、埼玉を含む大都市部のA区分は54円。地方部を含むB C区分はいずれも56円とされた。目安通り引き上げた場合、最高は東京都の1280円。最も低いのは高知、宮崎、沖縄3県の1079円となる。今回の目安を参考に、都道府県単位の地方審議会が地元の改定額を8月から本格的に議論し決定する仕組み。例年10月以降順次適用する。厚労省の諮問期間、中央最低賃金審議会が6回目の小委員会で取りまとめた。との記事。
まだ決定ではないのですね。改めて、可処分所得にどう影響するかを比較してみました。
【最低賃金引上げと食料品減税、
家計への効果をモデルケースで比べてみた】
例えば、
モデルケース:
埼玉県最低賃金労働者
時給1,141円→1,195円(+54円)
1日8時間、月22日勤務
年間食費80万円と仮定
食料品の消費税10%→1%の場合
で比較すると、
① 最低賃金引上げの場合
54円×8時間×22日×12か月
= 年間約11万4千円の所得増
② 食料品減税の場合
80万円×9%
= 年間約7万2千円の負担減
というイメージになります。
すると見えてくるのは、
働く低所得者に限れば、最低賃金アップの効果が大きい
働いていない高齢者や子どもにも届くのは食料品減税
消費量が多い世帯ほど減税効果は大きい
という違いです。同じ「年間7万円」「11万円」という数字でも意味が違いますね。
最低賃金アップ →「稼ぐ力」を増やす
食料品減税 →「生活費の圧迫を減らす」ということでしょうか。
♥国の政策、与野党の主張だけでは分かりにくいですが、政策の評価としては、誰の可処分所得を、どのような形で支えるのかを見る必要がありますね。
※※単純比較のためのモデルケースです。実際の効果は所得、勤務時間、世帯人数、消費額によって変わります。