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近況報告

2026.10.12

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10月10日 幸手市防災訓練@さくら小学校

またまたブログ更新が途切れてしまいました。申し訳ございません。

7〜9日は全国都市問題会議の研修で山形市へ。10日はさくら小学校での防災訓練に参加するほか、議連の会議等もあり、ブログ更新にいたりませんでした。

幸手市防災訓練は、避難所開設訓練は見学できませんでしたが、校庭では給水車や自衛隊カレー、非常食の試食、ロープ結び、応急手当て、煙体験などが、さくら小学校の児童も参加して行われました。さくら小学校近辺だけではなく、千葉県豪雨のような雨が降れば幸手市でも避難すら難しくなります。その対策は防災訓練に組み込まれたのか。これは後日、確認したいと思います。

次に、全国都市問題会議について。研修のメインテーマは、広域連携による都市圏づくり
     〜活力ある多極型社会へ向けて〜  でした。

全国的に人口減少、少子化が進む中、どの自治体も生活インフラや公共インフラの維持に苦慮しています。しかし、生き残り戦略は自治体の位置や人口、面積、地域資源などによって様々です。

私は、「幸手市は東京から1時間、鉄道駅とインターチェンジを有するコンパクトなまちです。地方のまちから羨ましがられるこの地理的優位をもっともっと活かしていければ、きっと活力あるまちづくりはできるはず」と訴えてきました。
そして、改めて幸手市を振り返ると、人口約5万人のコンパクトなまちでありながら、インターチェンジをもち、産業団地を有し、さらに拡張を図っています。また、JA全農最大級のトレーニングセンターを誘致し、上高野地区では民間の野菜工場が開業します。また、新規就農者の支援も進めています。産業を育て、農業を次世代につなぎ、新しい仕事と人の流れを生み出すチャンスが重なっているのです。また、斎場、水防、消防もすでに広域組合化されています。

現市長の取り組みも、先人から引き継いだ、他所の自治体からは羨ましがられる環境あっての成就だと思います。このチャンスをどう活かして若者世帯に住んでもらうか。しかし、これは簡単ではありません。このまちで育った全ての子どもたちの雇用を賄うには雇用機会も限られる。しかし、一人でも二人でも定住してくれるために何をしなければならないか。幸手市のこれまでの成果を個別の事業として眺めていては、もったいない。そんな印象を強く持ちました。

さて、山形市は県庁所在地であり人口24万人の中核市です。ある意味、様々な機能が集中しています。同じく宮城県の県庁所在地仙台市とともに、拠点の役割を果たしています。幸手市が中核市と同じことはできません。リノベーションも街中至る所で地元大学との連携で進められていますが、幸手市がリノベーションをそのまま真似る必要はないと思います。山形市から学ぶべきなのは、建物をおしゃれに再生する手法より、大学の専門家、行政、民間事業者などが、それぞれの力を持ち寄って地域の変化を生み出す仕組みなのだと思います。
幸手市には、産業団地、農業の新しい拠点、既存住宅、首都圏へのアクセスという、幸手市なりの素材があります。ならば、幸手市版のエリアリノベーションは、建物から始めるのではなく、仕事と暮らしをつなぐところから始めてもいい。そして、政策として詰めたいことは、企業や農業の新しい投資によって生まれる雇用や人材を、どうすれば幸手市の定住につなげられるのか。
私は、ここに市の役割があると感じました。

企業に住宅政策まで担わせるのではなく、市が企業・JA・農業者・不動産事業者・教育機関をつなぎ、働く人が幸手市に住むための障壁を一つずつ取り除く。チャンスをチャンスのままで終わらせないこと。

幸手市は、人口5万人のまちだからできないのではなく、5万人のまちだからこそ、産業と農業と住宅を一つの戦略として動かせる可能性がある。そんなことを感じた研修となりました。

♥研修に対して、効果はあるのかとの批判もありますが、やはり百聞は一見にしかず。現地に行き、様々な事例を直接聞くことは大事と改めて思う研修でした。皆さまにはご理解賜りますようお願いいたします。