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議員研修会の報告

2013.07.13

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久しぶりの書き込みです

 更新ができずにおりました間、実は北海道で開催された議員研修会に参加しておりました。まずはそのご報告を。

「議員研修がなんでHOKKAIDOやねーん」と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、この研修会は全国市議会議長会主催で毎年各地の市が持ち回りで開催。フォーラムとご当地の視察がセットになっている研修で、約2000人以上の市議会議員が全国から集まって開催されるビッグ・イベントなのです(来年は岡山市が開催市)。

 昨年は参加しなかったのですが、今年は会派で行って来ました。幸手市議会の参加議員は4人。朝、6時40分の飛行機で羽田を飛び立ち、旭川空港に着いたのが8時20分。研究フォーラムは市内の市民文化会館で2日間に亘って開催されました。3日目は視察です。

第1日目
基調講演 
 「地方議会改革」 
   公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所長 西尾 勝氏
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パネルディスカッション
 「住民自治の実現と地方議会への期待」
   コーディネーター 北海道大学公共政策大学院教授 宮脇 淳氏
   パネリスト 4名
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第2日目
課題討議
 「政務活動費を考える」
   コーディネーター 山梨学院大学法学部教授 江藤俊昭氏
   報告者 3名
   コメンテーター  弁護士 橋本 勇氏
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 今回の研修に参加して、いろいろな課題に気づきましたし、政治にまつわるいろいろな事象は研究され尽くしています。日々、研鑽。古い体質は打破していかなければならないことを改めて強く感じました。

 第3日目は日本の最北端に地「稚内市」へ。ソーラー発電・風力発電を視察しました。国の「再生可能エネルギー政策」の実証実験に応募することから始まった稚内市の風力発電、ソーラー発電は、現在、風力は74基の風車で年間約76,000キロワット/年を、14ヘクタール(東京ドーム3個分)という広大な場所ではメガソーラー(パネル約28,000枚)で約5000キロワット/年を発電しているということ。発電能力のポテンシャルはまだあるが、送電に必要な送電網の整備が追いつかず、課題だと稚内市担当者。今は北海道電力に売電し、稚内市内の約8割に電力供給(地産地消)しているということ。ただ、再生可能エネルギーは、耐用年数(ソーラー・風力とも)20年で、設備の更新や廃棄などは今後の課題となりそうです。
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 今後、稚内市始め、全国で行われている国の実証実験を通して、エネルギー政策が固められていくことになるのでしょう。「フロントライナー」には大変なご苦労もあるでしょうが、課題や疑問を包み隠さず検証し、全国の実証モデルとして頑張っていただきたいと思います。

 ちなみに幸手市の自然エネルギーへの取り組みははウェルス幸手に小さな風力発電器や太陽発電器などが設置されているのみです。設置当初は「環境教育」の一環だったという経緯もあり、幸手市は大型新エネルギーには取り組んでいません。最近は幸手市内でも私有地にソーラーパネルを設置されているのを見かけるようになりましたね。