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宗谷海峡を中国・ロシア艦船航行

2013.07.15

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日経新聞朝刊より

 今、日経新聞朝刊の2面、中国とロシアの海軍のミサイル駆逐艦など計21隻が13日から14日にかけて相次いで北海道の宗谷海峡を通過した(防衛省統合幕僚長監部発表)という記事を見て驚いています。

 中国海軍艦船の宗谷海峡通過を確認したのは初めて。宗谷海峡は国際海峡のため公海と同様、通過に国際法上の問題はないが、防衛省は海洋活動を拡大している中国を警戒している。中国軍は5日から12日まで、ロシア海軍とウラジオストック沖で合同軍事演習をしており、宗谷海峡を通過したのはその演習に参加していた艦船と思われる、ということです。

 ちょうど先週、私は北海道研修で稚内に行き、宗谷岬から遠く、近くサハリンの島影を望んでおりました。その頃、同じ海で中国とロシアが軍事演習していたとは。稚内市はサハリンに事務所を置き、経済交流なども行っていますが、やはり、国境のまちは物々しさから逃れることはできませんね。稚内市には宗谷岬とノシャップ岬という2つの岬が角のようにオホーツク海に突き出ていますが、そのノシャップ岬には自衛隊のレーダーが並んでいました。

 稚内市内公園の展望台よりノシャップ岬を望む
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 宗谷岬から海峡を望む
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