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住民監査請求 その後
香日向小学校跡地利用に関して2度の住民監査請求が出ていることはすでに皆さまにもご案内の通りです。その監査結果がそろそろ出るのではないかと思われます。
先日発行した会派先進のチラシにも書きましたように、住民監査請求とは、「市民が、市長や職員等による違法または不当な公金の管理、契約の締結などの財務会計上の行為等があると考えるときに」「監査委員に監査を求め、必要な措置を請求する制度」です。
市民がすべての証拠を集められるのであれば、わざわざ監査請求などしなくても警察にお世話になればよいわけで、さて、監査とはどこまで深く物事を追及してくださるのか、どのような判断が下されるのか、注目していきたいと思っています。
ただ、私は議会議員として市議会の議決を覆すというのは困難な立場であり、また、香日向小学校の使い道として今回の市の選択は1つの選択肢であったとは考える立場です。
今回、「勇気ある住民監査請求」が出されたおかげで、私もあれからもう一度契約内容や経緯などを振り返る機会をいただけました。監査結果がでるまでの間、今一度、今回の件を表返したり裏返したりしながら、自分なりに精査しております。そして、必要なことは今後の議会活動の中で取り上げていかなければと考えています。
そして、何よりも、今足りないことは市長(市)からの住民(市民)への説明ではないでしょうか。30年間という長きにわたる契約で住民の生活は大きく変化するのです。工事が始まる前に、まずは市から住民(市民)に対して説明があって然るべきでと考えますが、皆さまいかがでしょうか。住民と対面しての説明は絶対必要です。このような特定の事案があるときこそ、タウンミーティングの形式でいいではありませんか。
是非、住民との対話で「説明責任」を果たしていただきたい。また、住民の皆さまからご要望があれば、私も市に取り次ぎますのでお声掛けください。