2013.10.02
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来年4月から消費税「8%」に引き上げ
昨日、安倍首相が消費税の引き上げを表明しました。首相は「国の信認を維持し、社会保障制度を次世代にしっかりと引き渡す。これらを同時に進めていくことが私の内閣に与えられた責任だ」と国民に理解を求めたと新聞は伝えています。
国民の多くが、半分は税と社会保障の一体改革に期待を寄せながら、半分は「しかたない」とあきらめて容認したキビシイ「消費税引き上げ」。
われわれの生活はどうなるのか。仮に光熱費や家計費が月額約15万円と想定した場合、現状の消費税5%で7500円を支払っている税が、8%になると12000円になるということ。
あるアルバイトで生活している若者と話す機会がありました。「収入が少ないのは、収入の少ない働き方を自分が決めたから。収入が少ないのは仕方ないが、社会保障費はキビシイ。毎月の国保や年金の支払いは結構キツイですよ」と言うカレ。同じ世代の子どもを持つ親として、カレの大変さがよく分かります。さて、来年4月からカレは何を切り詰めるのか…。
「消費税増税」が何のために行われるのか。やるべき改革に果敢に取り組み、現状を打開する国の新しい体制が再構築されることに期待したいですね。消費税増税は国政の判断ですが、政治や行政は、様々な施策が皆さまからの「血税」で行われていることを肝に銘じなければならないし、私も市政において少しでも有用な提言ができるよう、今まで以上に研鑽して参ります。