2013.10.20
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幸手市防災訓練@吉田小学校
幸手市では毎年、秋のこの時期に防災訓練を開催しています。小学校区単位で毎年1地区開催されていて、今年は吉田小学校が会場でした。
開会の挨拶の後、消防ヘリによる校舎屋上からの救出訓練が行われました。ヘリコプターを地上50メートルくらいのところで停止させ、ヘリからロープを下して救助者を引き上げます。「ヘリがホバリングすると大変な風が起こりますので気を付けてください」とのアナウンスどおり、校庭の砂がバチバチ飛んできて目も開けていられない、息もできないという状況です。5分程度でヘリは去りましたが、頭も口の中も耳の中も砂だらけになりました。また、音もすごかったですよ。
ヘリが去った後は自衛隊による炊き出しや消防団による消火訓練、煙体験、がれきの中に取り残された人の救助訓練などいろいろな訓練が行われました。私は「ボランティアセンターの立ち上げ訓練」に参加。ボランティアセンターというのは被災地にお手伝いに来てくださる方を受け付けて、援助を必要としている人たちとマッチングさせる仕事を担っています。いろいろな役割を分担して、みなさん、テキパキと行動されていていました。
最後に、避難食のアルファ米のご飯と自衛隊の方が作ったトン汁をいただきました。昨日は肌寒い1日だったので、温かなトン汁を食べると「ほっ」としました。やっぱ、日本人のソールフード”トン汁”は最高ですね。
いつ何時起こるか分からない大災害。まずは自分の身を守ることが第1です。そして、自分の身の安全が確保できたら、近所や周りの人と慌てず、助け合ってしっかりと行動する。そのためには、このような訓練を経験しておくことは大切なことだと改めて思いました。