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政治とカネ

2013.12.08

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徳洲会事件&猪瀬東京都知事事件

 今、政治にまつわるカネの動きが世の中を騒がしています。12月5日の日経新聞に「巧妙 カネと集票」と題して、今回の徳洲会事件で動いたカネの「相場」が載っていました。

 徳洲会事件では、
「相場」は、県議100万、市議20万~50万円
「現金を手渡す際は1対1が鉄則」とされ、駐車場など人目のつきにくい場所が選ばれたと。
 配る金額は相手ごとに決まっていて、県議や市議らは受け取った現金の一部をさらに複数の運動員に分配。運動員が有権者に現金を手渡したり、宴会などの接待をしていたというらしいです。
 また、この事件では健康相談を装って投票依頼をしていたとのこと。

 一方、猪瀬知事の場合は、徳洲会マネーの政界への浸透も指摘されるなか、都議会では、知事答弁は資金提供問題だけで、他の政策課題は各局長に答弁させるという事態になっているようです。まあ、幸手市議会ではまず、市長は通常からほとんど答弁をしません。代わりに副市長や各部長が市長をまるで”花びらで優しく包むがごとく”お守りし答弁しますので、同じようなことが起こっても全く影響なしですが(ほんとは笑い事ではないのです)、都議会ともなると、いろいろな利害を調整する政治が機能しないのは大きなダメージかも知れませんね。

 さて、話を戻して。私たちのような小さなまちでも、選挙となると何となく”きな臭い”ウワサは立ちます。もちろん、ウワサの域でしかなく、本当に火種があるのなら、警察に頑張ってもらうしかありません。しかし、「選挙」とは魔物ですね。これで本当に「民主主義」は大丈夫なのでしょうか。

 私は平成23年の統一地方選挙で初当選させていただきました。県議選の影響で急ごしらえでの出陣となりましたが、多くの方に支えられて、そして、鍛えられて今日までやってこれました。
 やましいことは何もありません。国政でも県政でも選挙となると当然お手伝いはします。しかし、このような「おカネ」が配られたり、そのような「密命」を命じられたことは一度もありません。心から支援する人以外、応援なんでできませんよね。これからも地域の皆さまのご意見を拝聴し、より精進しながら頑張って参りたいと思います。

 思いっきり話が横に反れてしまいましたが、徒然に感じていることをそこはなとなく書き綴りました。悪しからず…。