2013.12.24
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2度目の住民説明会
昨日、10時から旧香日向小学校体育館で、2度目の住民説明会が開催されました。前回より多い約300人の方が参加。市から今までの経緯等について説明がなされた後、質疑応答となりました。
今回は市から配布された資料に基づき説明がなされました。しかし、前回同様、市と住民の間の理解が深まるには至りませんでした。それどころか、開会時に市が設けた2時間という時間制限。その2時間では納得できない住民からは2時間を過ぎても質問が相次ぎ、住民から求められて若干の時間延長はされたものの、最後は市長が強行に閉会宣言をして席を立ってしまうという結末となってしまいました。
なぜ、これほどまでにこじれるのか。それはいつも申し上げる通り、一重に、このプロジェクトが住民の思いをないがしろにして進められてきたことに尽きるのです。しかし、今日の市の態度には、「住民の意見を聞いてあげてますよ」というオーラが見え隠れしているのを感じた参加者は多かったのではないでしょうか。何が気持ちが食い違っているんですよね。
今さら同じ説明を繰り返されても納得のしようがない住民と、今さら住民に問われても同じ答えを繰り返さざるを得ない市。プロジェクトを後戻りさせることができない中で、お互いに”今さら”と言わざるを得ないこの時期まで事業を進めてきて、この期に及んで理解し合おうというのがいかに困難かということなのです。やはりとっかかりの市の進め方に問題があったことが尾を引いていると言わざるを得ないのです。
私は今日の説明会で、市議として確認しておきたかったことがあり、発言の機会を求めました。しかし、その機会は与えられないまま終了。市民とホンキでバトる市長を向うに置いて、今後を考えると暗澹たる思いです。